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2021年6月17日

東洋学園大学、3年次必修科目内で「オンライン模擬就活」を実施

東洋学園大学教養教育センターは16日、3年生の必修科目「キャリアデザイン」において、全3年生を対象に「オンライン模擬就活」を実施すると発表した。

学生は就活本番同様、スーツ着用で参加

6月19日に人間科学部(107名)、26日に現代経営学部 (122名)、7月3日にグローバル・コミュニケーション学部(136名)で実施する。

同学では、就職活動支援として「キャリア教育科目による授業」と「キャリアセンターでの就職支援プログラム」で学生をサポートし、自身にあった進路に進めるよう教職員ともに連携しながら推進している。

「キャリアデザイン」の授業では、大手資格指導の学校TACによるSPI対策講座や、面接官としてキャリアコンサルタントを招聘し、本番さながらのグループ面接指導やグループディスカッション指導を行う「模擬就活」を2019年度より実施。2000年度からは新型コロナウイルス感染症拡大で変化する就活市場への対応として、オンライン上で開催している。

重要視される「オンライン面接」や「オンライングループディスカッション」への対応として、Web会議ツールを使用した模擬就活の場を全3年生向けの必修科目で実施。担当教員は、企業や省庁の第一線での勤務経験がある教員やeラーニングのプロフェッショナルなどが参画している。

昨年度の担当教員からは、「オンラインだと思った以上に一人ひとりの姿勢や動きが見える。自分の様子を客観視できるのは良い機会になっている」、「オンライン面接では、大学指定のバーチャル背景を使用するよう指導するなど、プライバシーへの配慮といったリテラシーの部分もしっかりと指導している」といったコメントが寄せられたという。

また、実際に体験した学生からは、「オンラインでは対面より感情がわかりづらいので、いつもより声や相槌を大きくする工夫が必要であるとわかった」、「グループディスカッションで発言のタイミングや仕方など、実際に初対面の人と話すことでコツが掴めた」といった感想が寄せられ、学生が自身を客観視し不得意な点に気付けるなど大きな収穫になったという。

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