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2021年6月21日
AIビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS」1周年 年間受験者数のべ7万人を突破
レアジョブは17日、AIを活用したビジネス英語スピーキングテスト「PROGOS」の受験者数が、サービス提供開始から 1 年にあたる6月に、のべ7 万人を突破したと発表した。
また、「PROGOS」受験者のスピーキング力レベルと、TOEIC Listening & Reading(TOEIC L&R)のスコアの比較分析を実施し、ビジネスで必要とされる「リスニング力」「リーディング力」と「スピーキング力」のレベルには大きく乖離があることが明らかに。
企業のグローバル人材育成において、TOEIC L&R のスコアが昇格などの要件とされているものの、実態としては英語を話せず、グローバルビジネスで成果を出せないことが多い、という問題はよくきかれるという。今回、この実態について、「PROGOS」受験者で受験時に TOEIC L&R のスコア提供に協力してもらった5190人を対象に比較分析を実施。
分析では、あらゆる語学試験等で共通指標として使用とされている CEFR レベルを共通の尺度として、「リスニング力」「リーディング力」と「スピーキング力」を比較。その結果、TOEIC L&R で「英語を使って十分業務ができるとされるレベル(CEFR 換算・B2 レベル)」があっても、「スピーキング力」においては業務ができないレベルの人が大半ということが分かったという。
現状、グローバルビジネスを推進しうる人材の要件として、英語の「リスニング力」「リーディング力」を測定する TOEIC L&R のスコアのみを指標に据える企業や大学が多い現状ではある。しかしながら「PROGOS」提供開始以降、英語スピーキング力可視化のニーズが顕在化し始め、のべ 7 万人を突破。提供開始当初は「レアジョブ英会話」を利用する個人・法人会員のみが対象だったが、半年前の同年 12 月から試験単体として法人に利用してもらえるようになり、受験者数が急拡大。
「PROGOS」は、AI 活用により最短 2~3 分で、世界標準指標 CEFR で英語の“運用能力”を測定できるビジネス英語スピーキングテスト。これまでの英語スピーキングテストの多くは、人による採点・会場受験などの制約から、受験費用が平均 5000 円以上とコストが高く、日本においては普及が限定的。この問題解決のために、「PROGOS」ではオンライン受験・自由回答の英文を AI で自動採点するシステムを開発したことで、採点官のキャパシティに関係なく、早く安価に受験できる機会を提供し、2020 年 12 月には世界最大級の教育コンテストで、これらが評価され、銀賞を受賞。
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