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2021年6月28日
アイード、英語スピーキング評価AI「CHIVOX」が中国上海市の高校入試自動採点システムに採択
アイードは25日、同社が提供する英語スピーキング評価 AI「CHIVOX」が、中国上海市の高校入試スピーキング・リスニング試験の自動採点システムとして採択されたことを発表した。
中国では 2012 年から自治体入試でスピーキングテストが活用され、AI による自動採点も採用されている。そして現在スピーキングテストを実施している自治体において、人力のみで採点をしている自治体は無く、「AI×AI」もしくは「AI×人」といった組み合わせでの ダブル採点が行われている。
同時に数万人が受験するテストの採点を人が行う場合には、膨大な時間がかかるうえ、採点者毎の採点結果にばらつきも生じやすくなる。AI 採点を行うことで「採点精度の均質化」及び「採点コスト削減」が実現され、今後は日本でも同様の流れが加速すると思われる。
2022度から、都立高入試の英語試験にスピーキングテストの活用が予定されている。 学習指導要領の改訂など、英語科目において「話すこと」への意識が高まりつつあるなか、東京都の入試改革を皮切りに他の自治体での導入も加速すると考えられる。同社は海外の自治体における導入実績やノウハウを基に、国内の各種入試改革に応じたサービス開発をパートナー企業と共に進めていく。
「CHIVOX」は AI が学習者のスピーキング能力を「発音」「流暢さ」「内容」「文法」等の項目で診断し、改善点をフィードバックすることができ、英語スピーキングにおける自動採点システムの構築やトレーニングアプリの開発に役立つクラウドサービス。グローバルでは、ユニコーン企業の「VIPKID」や NYSE 上場の「TAL Education」及び「China Online Education」をはじめ 1000 社以上に導入されており、中国の英語教育サービス市場では導入シェア 60%超を誇る。
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