2021年7月16日
日本福祉協議機構、名古屋市の特別支援学校でプログラミング講座を開催
日本福祉協議機構e-sports協会(edges)ならびに名古屋市立天白養護学校とマウスコンピューターは、特別支援学校に向けたICT就労につなげる支援の一環として、プログラミング教材「マインクラフト」を使ったプログラミング講座と、就学時から就労にいたるまでのさまざまな支援方法や教育方法を学ぶための「学校・福祉・企業の支援者向けのメンター養成講座」を、7月21日~8月26日までの期間中に計6日間実施する。
マインクラフトを活用する最大の利点は、プログラミング環境を簡単に整えられること。一般的なプログラミングの環境構築のように複雑な手順が必要ないため、パソコンが苦手な人でも気軽に取り組める。
プログラミング講座の前半では、マインクラフトへの理解を深めるため、参加生徒全員に建築物制作の課題授業を行う。講座の後半では、ビジュアルプログラミングScratchをマインクラフトと連動させ、自動建築プログラミングを学ぶ。生徒がBotへ指示を与えることで、指示を受けたBotが与えられた条件に沿って動作する原理を体験する。
また、メンター養成講座では、愛知県労働局や特別支援学校教員、福祉事務所、e-sports事業者、地元企業担当者が登壇し、高校生たちのキャリア支援や特性理解、今後求められる指導のあり方について講演する。
こうした取り組みが今後はeラーニングでも活用できるよう、同機構では対面とオンラインによるハイブリッド研修を予定しており、当日撮影された講座の様子をメンター育成の環境構築へと役立てていく。
なお、今回の取り組みに際し、マウスコンピューターからゲーミングPC計10台が提供される。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)