2021年7月19日
23年卒学生、27.7%が6月時点で「インターンシップ・ワンデー仕事体験」に参加 =マイナビ調べ=
マイナビは、2023年3月卒業予定の全国の大学3年生・大学院1年生合計8692人を対象に実施した、「インターンシップ・就職活動準備実態調査(6月)」の結果をまとめ、16日に発表した。
それによると、23年卒業予定の大学生・大学院生に、インターンシップ・ワンデー仕事体験の参加意欲を聞いたところ、94.0%が「参加したい」と回答。(「絶対に参加したい」55.9%+「できれば参加したい」38.1%の合計)。参加希望社数は、前年比1.5社減の平均6.6社だった。
2022年卒学生は、新型コロナの影響でサマーインターンシップが中止になるケースも多く、就職活動に焦りがあったことから、少しでも多くのインターンシップに参加を希望する傾向があった。
一方で、2023年卒は、オンラインで開催する環境が整備されたこともあり、企業やプログラムを吟味して参加する学生が多く、前年に比べて希望社数が減少したと推察される。
また、これまでに「インターンシップ・ワンデー仕事体験の経験がある」と回答した割合は、前年比6.7pt増の27.7%だった。
6月に参加した学生のうち、WEB開催のプログラムに参加した割合は74.9%で、1日開催のワンデー仕事体験に参加した割合は53.6%だった。
オンラインインターンシップやワンデー仕事体験をうまく活用しながら、早い時期から学生が積極的に活動している様子がうかがえる。
インターンシップ・ワンデー仕事体験の応募時にどのような不安を感じるか聞いたところ、「スケジュールの調整ができるかどうか」という回答が57.9%で最多だった。
また、「日時や参加フローなど、詳細情報が不明瞭」も44.2%と多く、新型コロナの見通しが不明瞭で、企業がなかなか詳細を出すことができず、学生の不安につながっているようだ。
「プログラム内容についていけるかどうか」を不安に感じる割合は49.2%で、自身がインターンシップで力を発揮できるかどうかを不安に思っていることが分かる。
この調査は、2023年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生で、「マイナビ2023」の会員を対象に、6月19日~6月30日にかけて、WEBアンケートで実施。有効回答数は8692人(文系男子1511人、理系男子1201人、文系女子4438人、理系女子1542人)。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











