2021年7月21日
SAPA、学校と保護者の連絡手段をデジタル化するスマホアプリ「スクリレ」で広告を開始
教育活動振興協会(SAPA)は19日、理想科学工業が開発・提供する「スクリレ」のアプリ内で、新たなポイント広告サービスの利用申込受付を開始したと発表した。それに伴い、10月から広告の出稿企業の募集も開始する。
スクリレは、学校と保護者間のお便りや、出欠・検温・アンケートなどの連絡をデジタル化するスマホアプリ。新サービス「スクリレポイント」では、アプリ内にバナー広告が出稿でき、保護者がクリックした数によって発生する広告費の25%がポイントとして学校・PTAに還元される仕組み。貯まったポイントは、教育や事務などの備品と交換することが可能。
スクリレポイントの実証実験結果(2020年度実施)では、横浜市とつくば市で参加希望校(内訳:小学校4校、中学校1校、小中一貫校4校 、合計家庭数:6382)に対して実施。同実験は、実施先自治体の教育委員会および文部科学省に報告しながら進められ、各学校がおよそ2カ月間で1万6千円~4万6千円相当のポイントを獲得し、非接触式電子体温計や図書、体育用具などの備品と交換。アプリ利用家庭数は、5392(アプリ利用人数は8645人※2020年11月末時点)。アプリ登録率は、84%(最大値:97%)。ポイント獲得率は、32%(最大値:44%)。
また、7月28日には、小中高・教育委員会向けに開催される「ICT活用による教育現場の効率化と創造的な学びの場の創出セミナー」内で、同協会の理事である中山氏が講演。当日は、今回新たに開始する「スクリレポイント広告サービス」について、昨年まで実証実験を行った横浜市での導入事例をもとに、中山と横浜市の担当者との対談を予定している。
開催概要
開催日時:7月28日(水) 14:05~14:45
※「ICT活用による教育現場の効率化と創造的な学びの場の創出セミナー(13:00~16:40)」内プログラム
内容:「スクリレ」~学校と保護者のデジタル連絡ツール×公民共創の学校応援~
学校を中心に公民共創で取り組む課題解決のサービスを横浜市の事例と共に紹介
対象:教育委員会、初等中等教育機関教職員
登壇者:
・理想科学工業デジタルコミュニケーション事業部長/教育活動振興協会代表理事 中山 伸行氏
・横浜市 政策局共創推進室 共創推進課/事業構想大学院大学 事業構想研究所 客員フェロー 中川 悦宏氏
参加費:無料(事前申込必須)
視聴形式:リアルタイムオンライン視聴/アーカイブ視聴
※8月2日(月)から8月20日(金)までアーカイブ公開。
視聴方法:開催3日前と当日の朝に、接続先のURLをメールで送付。
関連URL
最新ニュース
- 漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」(2024年12月13日)
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」が「高知家まなびばこ」とデータ連携開始(2024年12月13日)
- コドモン、広島県三原市の保育所等13施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年12月13日)
- 陸前高田市、返済不要の給付型奨学金事業の資金調達で1600万円の目標金額達成(2024年12月13日)
- ライフイズテック、中高生向け「ライフイズテック スプリングキャンプ2025」春休み開催(2024年12月13日)
- サイバー大学、「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」でブロンズ評価を獲得(2024年12月13日)
- プログラミングスクール受講生で最も多い年代は20代、平均年齢は33.8歳=「 CloudInt」調べ=(2024年12月13日)
- 不登校・行き渋りの子どもがいる親1000名へのアンケート調査 =サイボウズ ソーシャルデザインラボ調べ=(2024年12月13日)
- 大阪大学、デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート(2024年12月13日)
- 「デジタルハリウッドSTUDIO」STUDIO渋谷、AIクリエイティブデザイン講座を開講(2024年12月13日)