2021年8月2日
子どもの約2割がGIGAスクール構想端末の利用でトラブルを経験 =トレンドマイクロ調べ=
トレンドマイクロは7月29日、小学校1年生~中学校3年生の子どもがいる保護者と小・中学校の教員を対象に、GIGAスクールにおける1人1台端末のセキュリティ意識を明らかにする「GIGAスクールにおけるセキュリティ実態調査2021」をWebアンケート方式にて実施、その結果を発表した。

それによると、GIGAスクール構想による1人1台端末を活用した学習が推進される中、2021年6月末時点で、子どもが学校から端末を受け取ったと回答した保護者は41.2%、教員は70.7%と子どもたちの手にはまだ端末が行き届いていない状況が伺えるという。一方で、子どもが端末を受け取ったと回答した保護者に子どもの端末利用におけるトラブル経験の有無を調査したところ、約2割が既に何かしらのトラブルを経験していることがわかった。
今後端末の積極的な利活用が推進される中で、家庭及び学校の双方において、子どもが端末を適切・安全に使いこなすことができる環境を整えていくことが求められる。
同調査の結果は、子どもの約2割がGIGAスクール構想で配備された端末の利用でトラブルを経験している。保護者の22.0%、教員の38.5%が、GIGAスクール構想で配備された1人1台端末の利用において、子どもがサイバー犯罪やネット利用等に関するトラブルを経験したと回答した。また、保護者の約6割が端末に施されているセキュリティ対策を把握していない。保護者の58.9%、教員の29.9%が、子どもが受け取った端末に、危険を回避するための設定やツール等の技術的対策が施されているか理解していないことが分かった。安心・安全な利用に向けた教育の実施については、全項目が半数に満たない状況も明らかになった。子どもの端末利用に関する教育的対策は、保護者、教員ともに全項目が半数に満たず、子どもの端末利用における教育が進んでいない。
保護者や教員は子どもの最も身近にいる大人として、子どもが安心・安全に端末を利用できる環境を用意することが求められる。まずは、端末の利用ルールの理解を深め、子どもとのコミュニケーションをはかり、ルールの確認やトラブルに遭遇した際に保護者や教員を頼るように教えることが重要である。
同調査は6月29日~6月30日に小学校1年生~中学校3年生の子どもがいる保護者と国公私立の小・中学校の教員、計673人 (保護者:342人、教員:331人)を対象にWebアンケート調査で実施した。
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