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2020年3月11日

子どもの32.5%がスマホ利用でトラブルを経験 =トレンドマイクロ調べ=

トレンドマイクロは、「子どもと保護者のスマートフォン利用に関する実態調査」を実施し、10日その結果を公開した。

調査は、スマートフォンを利用している子ども(小学校6年生~中学校3年生)がおり、自身もスマートフォンを利用している保護者618名を対象に、昨年12月に行われた。


それによると、子どもの32.5%がスマートフォン利用に伴う何らかのトラブルを経験していることが分かった。スマートフォン利用時に、子どもの17.2%、保護者の43.4%が不正アプリ、フィッシング詐欺、架空請求、不正アクセス、有害サイト、迷惑メールやスパムメールなどのサイバー犯罪に関するトラブルを、また、子どもの23.5%、保護者の9.5%が、誤って自身や家族、友人の個人情報や画像をネット上に公開してしまった、SNSや動画視聴などに熱中して生活習慣に悪影響が出てしまったなどの、モラルや意識不足に関するトラブルを経験していることが分かった。

子どもが抱えている悩みごとや心配事にはどのようなものがあると思うかを訊ねたところ、保護者の回答は1位「ネット・スマホ依存」34.3%、2位「ネットいじめ」22.0%、3位「料金関係(ゲーム課金やスマホ課金など)」18.4%などとなった。しかし、東京都が運営するインターネットトラブル相談窓口「こたエール」が公開している情報によると、相談内容の実態は1位「交際」、2位「ネット・スマホ依存」、3位「削除方法」、4位「架空請求」、5位「ネットいじめ」となり、「ネット・スマホ依存」と「ネットいじめ」を除いて、子どもの実際の悩みと保護者の想定が異なることが窺える。

さらに、子どもの48.5%が家庭で決めたルールを破った経験があると回答。また、子どもを守るための対策については、危険を回避する方法を教えている割合に比べ、危険を回避するためのソフトやサービスを利用した技術的な対策をしている保護者が少ないことが明らかとなった。

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