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2021年8月20日
早稲田システム開発、展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が滋賀県立琵琶湖博物館に導入
早稲田システム開発は18日、スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」のサービスが、滋賀県立琵琶湖博物館に導入されたと発表した。
滋賀県立琵琶湖博物館では、2016年の第1期展示リニューアル時に、独自のビーコン起動式音声ガイドシステム「びわ博ナビ」を導入していたが、ビーコン設定、OSアップデートの対応などで、運用に支障が生じることがあったという。そこで、既存音声ガイドシステムの代替システム導入と、利用者が音声ガイドコンテンツにアクセスするためのインターフェース拡充を目的として、「ポケット学芸員」の導入が検討された。
加えて、音声ガイドのコンテンツ自体について、展示リニューアルに伴う博物館の資産ととらえ、情報の適切な保管と職員間での共有を進める必要があった。「ポケット学芸員」は、すでに利用中であった収蔵品管理システム《I.B.MUSEUM SaaS》と連携しているため、音声ガイドコンテンツをデータベース化して管理する体制を整備することにもつなげることができるというメリットがあったという。
ポケット学芸員選定にあたっては、《I.B.MUSEUM SaaS》を利用しているため、導入費用が掛からないことが最大の決め手に。また、加盟館共通のアプリで多くの博物館の音声ガイドコンテンツを楽しめるのは、利用者にとっての大きなメリットである点も評価された。
同館では、2016年からはじまった展示リニューアルの中では、多言語対応を含めたユニバーサルデザインにも配慮した展示作りを行い、展示物や展示解説の内容についての情報発信も、7カ国語(日、英、韓、中簡体、中繁体、ポルトガル、スペイン)で対応することを目指している。案内サインや展示室名表示については、できる限り7カ国語表記を実施しているが、解説パネルについては、タイトルをのぞいて日本語表記しか対応できていないため、多言語対応は既設音声ガイドやポケット学芸員を通して提供している。
現在の「ポケット学芸員」コンテンツでは、解説パネルにも示されている情報を7カ国語で発信することが主目的であるため、来館者に展示をより深く楽しんでもらうための詳しい情報は多くはない。その点については、《I.B.MUSEUM SaaS》の情報発信機能で別途検討していくという。
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