2021年9月1日
「オンライン就活」で最も足りないと感じる情報は「企業の裏話」 =エンカレッジ・電通若者研究部調べ=
エンカレッジは8月30日、全国の大学生・大学院生を対象に6月に行なった「オンライン就職活動に対する意識調査」の結果を公開した。
オンラインでの就職活動で足りない情報は、1位「裏話など企業説明会などで聞けないことを聞く機会」(47.0%)、2位「企業の社員に話を聞く機会」(38.2%)、3位「自分が知らない企業と出会う機会」(25.9%)。学生と企業が直接会話できる機会が減少したことで、踏み込んだ会話ができなくなっている現状が明らかになったとする。
就職活動の開始時期は、1位「大学3年生」(82.3%)、2位「大学1〜2年生」(10.0%)、3位「大学院1年生」(6.5%)。一般的には、経済界が主導するルール(卒業前年3月に広報解禁、4月に選考解禁)に則って就職活動が始められるが、約1割の学生が大学1〜2年生の間に開始していることが明らかになった。
調査は、6月に全国の47都道府県の学生を対象に、同NPO法人と電通若者研究部が共同でWEBアンケート調査を行い、サンプル数は2143サンプルだった。
エンカレッジは、全国約47都道府県、113の大学で活動するキャリア教育支援NPO。学生が運営の中心となり、1対1で行うキャリア面談などのキャリア支援を各大学内で開催。電通若者研究部と、第2回目となる『47 INTERNSHIP』を8月から9月にかけて共同開催する。
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