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2021年9月6日
エムティーアイ、母子手帳アプリ『母子モ』が北海道紋別市で提供を開始
エムティーアイは、同社が企画・開発した母子手帳アプリ『母子モ』が北海道紋別市にて本導入され、『母子もん』として1日から提供を開始した。
北海道のオホーツク海沿岸のほぼ中央に位置する紋別市。「子どもの育ちを喜びに みんなで支え合うまち もんべつ ~共に生き 共に育つまち~」を基本理念とし、地域社会が一体となって子育て世帯を支え、ともに子どもの成長に寄り添えるまちづくりを進めている。
今回、ICTを活用した新たな子育て支援策として、母子健康手帳の記録から地域の情報までをスマートフォンやタブレット端末にて簡単にサポートでき、410以上の自治体で導入されている同社の『母子モ』が採用された。
同市では、「子育て世代包括支援センター」、「子育て支援センター」、「家庭児童相談室」など子育て支援を充実させている。ひとり親世帯の支援や医療費の自己負担分の助成、保育料の無償化、出生した新生児の育児環境などを整えるための出産・子育て応援支援金の給付や小中学校の給食費、保育所、認定こども園などの副食費を無償化するなど「子育てにやさしいまち」を目指している。市の取組みを子育て世代にもっと便利に活用してもらうために、子育て情報発信の新たなツールとして、同社の『母子モ』が採用された。
同アプリは、スマートフォン・タブレット端末・PCに対応したサービスで、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有機能や、市が配信する地域の情報を知らせるなど、育児や仕事に忙しい母親や父親を助けてくれる便利な機能が充実している。
育児日記として使用できる「できたよ記念日」は、厚生労働省の母子健康手帳様式例などを元に作成し、母子健康手帳の「保護者の記録」を含む発達段階や子育てにかかわる記念日を写真やメッセージと共に記録できるだけでなく、子どもの成長・発達の目安としての役割も備えている。また、新型コロナウイルス感染症の影響により社会的に環境変化があるなかでも、アプリを通じ注意情報や、大切な情報をテキストや動画で必要な人に即時に届けることができるなど、非常時においても安心して出産・子育てができる環境づくりをサポートする。
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