2021年9月17日
世界の「K12教育市場」、2027年まで26.7%のCAGRで成長する見込み=Report Oceanレポート=
市場調査レポートプロバイダー「Report Ocean」は、「世界のK12教育市場は2027年まで26.7%以上の健全な成長率が見込まれる」とする新しいレポートを、9月14日付で発表した。
それによると、世界のK12教育市場は、2020年には約1400億4000万米ドルとなり、2021年~2027年の予測期間には26.7%以上の健全な成長率が見込まれているという。
K-12は、一般的に大学入学前の最初の13年間の学校教育を語る際に使われる言葉で、学生の初等・中等教育とも呼ばれる。
5~6歳で初等教育が始まり、12歳~18歳までの学生の教育を中等教育と定義。初等教育は一般的に小学校で行われ、初等教育の後、中等教育は高校で行われる。さらに、中学校と高校に分けられる。
世界のK12教育市場の地域分析は、アジア太平洋地域、北米、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、その他の地域といった主要地域が対象。北米は、教育分野での先進技術やイノベーションの採用で、市場シェアの面で世界をリードする重要な地域になっている。
一方、アジア太平洋地域は、2021年~2027年の予測期間に、最も高い成長率/CAGRを示すと予想されている。
アジア太平洋地域では、政府の取り組みが進んでいることや、教育分野でオンライン学習の導入が進んでいることなどから、K12教育市場はアジア太平洋地域全体で有利な成長が見込まれている。
この調査の目的は、近年の異なるセグメントおよび国の市場規模を定義し、今後8年間の値を予測すること。
同レポートは、調査対象となる各地域・国の業界の質的・量的側面を取り込むように設計されている。
市場の今後の成長を決定づける要因や課題などの重要な側面に関する詳細情報も提供しているほか、競合状況や主要企業の技術提供に関する詳細な分析とともに、利害関係者が投資するためのミクロ市場での利用可能な機会についても記載している。
関連URL
最新ニュース
- DSという仕事に「将来性を感じている」割合は82% =データサイエンティスト協会調べ=(2023年3月23日)
- 高卒社会人、83.5%が「仕事にやりがい」、48%が「コミュニケーションスキルが成長」と回答=ジンジブ調べ=(2023年3月23日)
- 保護者の考える乳幼児教育で重要なこと「興味を持ったことにチャレンジ」=城南進学研究社調べ=(2023年3月23日)
- otta、新潟市・東北電力フロンティアと「見守り事業の社会実証に関する連携協定書」締結(2023年3月23日)
- 母子モ、「母子モ 子育てDX」の小児予防接種サービスが沖縄市で導入(2023年3月23日)
- オンライン講習会「ICT支援員Web講習会ブロンズコース(2023年春期)」4月開催(2023年3月23日)
- 札幌学院大学、動画配信コンテンツ「学びのるつぼ〜人間を科学する」で12本公開中(2023年3月23日)
- pitpa、千葉工業大学の「学位証明書」NFTで発行を支援(2023年3月23日)
- 小1の壁を乗り越える「一般社団法人民間学童保育協会」設立(2023年3月23日)
- Pythonオンライン学習サービスPyQ、個人向けプランでAmazon Pay決済に対応(2023年3月23日)