2021年9月24日
みんなのコード、宮城教育大「コンピュータサイエンス教育」のカリキュラム策定を支援
みんなのコードは22日、宮城教育大学教育学部が10月から同校の学生向けに開講する「情報機器の活用」講座で、「コンピュータサイエンス(CS)教育」に関する実践的なカリキュラム策定の支援を行ったと発表した。
同時に、みんなのコードの講師3人が、同大の学生の指導にあたる。
同講座は、同大教育学部の学生、同大学で開講する教員免許状更新講習を受講する学生及び教員を対象に、学校現場で行われる情報教育について、コンピュータサイエンスの視点を持って児童・生徒に適切に指導できるよう、基礎的な理解を深める目的で開講。
みんなのコードと同大附属小学校は2020年から、「コンピュータサイエンス教育」の授業の実践・研究・カリキュラム開発を行う実証研究プロジェクトを開始。
また同附属中学では、技術科を中心にしてコンピュータサイエンスがどのように応用されて問題解決に活かされているのか、指導内容とカリキュラムの検討を始めている。
今回、同大とみんなのコードは、同大附属小学校で進めているコンピュータサイエンス教育の実績やノウハウをもとにカリキュラムを策定。
義務教育段階でのコンピュータサイエンス教育に焦点をあて、将来の学校現場での指導に役立つ実践的な情報教育の講座を、大学の教員養成課程で提供する取組みは、全国でもユニークだという。
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