2021年10月4日
68%の人が「コロナ禍でスキルの学び直しをした」と回答=MENTA調べ=
MENTA社は、全国の200人を対象に、コロナ禍で「学び直し」をした人はどれくらいの割合だったのか、そしてどのようにスキルを身に付けたのかを調べた「コロナ禍におけるスキルの学び直し調査」の結果をまとめ、10月1日に発表した。
それによると、68%の人が「コロナ禍で学び直しをした」と回答。在宅勤務や外出自粛の影響で、家でできるスキルアップに時間を使う人が多くいたことが影響していると考えられる。
また、9割以上の人が「今後、『社会人の学び直し』は広がると思う」と回答していることから、「学び直し」を行う社会人はこれから更に増加していくことが予想される。
では、実際にはどんなスキルを「学び直した」のか?今回の調査で最も多かったのは「ライティングスキル」だった。副業でライターとして活動する人が増加したことが影響していると考えられる。
また、2番目にプログラミング・WEB制作などテクノロジーを活用したスキル「デジタルスキル」を学んだ人が多かったのは、在宅でもできる仕事を探す人が増加したからだと思われる。
「デジタルスキル」を学んだ人の現在の職業をみると、「理容師」「販売職」などデジタルスキルを普段使わない仕事をしている人も半数ほどいた。現在の職種にとらわれずに、デジタルスキルを学び直す動きが広がってきているものと考えられる。
また、コロナ禍で外出を自粛していた影響で、家でできる方法でスキルを身に付ける人が多かったことも判明。全体の6割ほどが、「本を読んで勉強をした」と回答し、また、視覚でスキルを学ぶことができる動画や、オンラインで講師やメンターから学ぶことができるサービスも人気だった。
この調査は、全国200人を対象に、8月19日に、「Lancers」のタスク機能を使って実施した。
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