2021年11月4日
京都調理師専門学校、「VR調理師養成プログラム」の模擬授業を公開
京都調理師専門学校は4日、実際の学生を対象に、開発したVR(仮想現実)教材を使用する模擬授業(実証実験)の模様を、メディア関係者向けに公開する。
VRコンテンツは、当事者目線での実習を360度映像化。複数人で別々の作業を分担して行うグループ実習や、同時に複数の工程を効率よく学修するワンセルフ実習など、調理師として必要な調理工程全体の動きや調理プロセス、食材の衛生管理などを体感する厨房内でのリアルな実習体験ができる。
VRは、専用ゴーグルを着用すればいつでもどこでも反復学習ができ、従来の実習時間の中で学生の能力や練習時間の差で伸び悩んでいた学生も、授業時間外で何度でも自身の弱点を繰り返し学ぶことができる。
同校では、「調理師学校VRプロジェクト」事業に着手しており、今回の模擬授業の公開はその一環。同事業は、同校が監修を行い、京都市・京都大学や京都府内の食関連業界と連携しながら、日本のおもてなし・ホスピタリティや食文化教育の普及、調理技術の発信などをVR化し、先端技術を活用した独自の職業教育プログラムを開発するもの。
【11月4日「模擬授業公開」の概要】
・17:00~17:10「VRプロジェクトの説明、狙いについて」
・17:10~17:40「学生・教員によるディスカッション」(VR視聴後に質疑応答など)
・17:40~18:40「VRコンテンツに基づく調理の実践(学生)/教員による採点」
・18:40~18:55「試食/フィードバック」
・18:55~19:15「振り返りディスカッション及びアンケート」
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