2021年11月16日
茨城高専4年生の共著論文が数学の国際専門誌に掲載
茨城工業高等専門学校は12日、機械・制御系4年生の山田海音さんと、伊藤昇講師の共著論文が、数学の国際専門誌「JP Journal of Geometry and Topology」に掲載されたことを発表した。
論文のタイトルは、「Plumbing and computation of crosscap number」。18歳(採択当時)の高専生が国際専門誌に査読付の論文を発表するという快挙となった。
山田さんが発見したのはトポロジー(位相幾何学)の1つである結び目理論の難問を解くカギとなるデータ構造で、共著者の伊藤講師は2020年、結び目理論の中で60年以上続いていた「結び目を境界とする曲面の形の決定問題」の解決につながる画期的な論文を発表。山田さんと伊藤講師の研究は、コンピューターを使って伊藤講師の前掲論文が説明した「結び目膜と結び目膜の間の変形」を実際に描き出す効率的な方法を導き出した。
結び目理論は、現在活発に研究されている分野で、工業、化学、デザイン等の幅広い分野で応用されていて、今回の研究はDNA解析や材料研究といった分野での発展が期待されるという。
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