2021年12月30日
中高生の8割以上がプログラミングは必要なスキルと認識 =ナガセ調べ=
東進ハイスクール・東進衛星予備校(東進)を運営するナガセは29日、10月・11月に実施した「全国統一高校生テスト」「全国統一中学生テスト」の受験に対して独自アンケートを行い、高校生・中学生のプログラミング学習への取り組みに関する調査結果を発表した。
「プログラミングが今後必要なスキルになると思うか」という質問に対して、「とても思う」と「そう思う」の合計は、高校生が86.0%、中学生が83.7%だった。学年が上がるにつれて増加する傾向にあり、高校生では全学年が85%を超えている。多くの高校生がプログラミングは今後、重要となると考えていることがわかる。
「どの程度プログラミングができるか」を聞いた問いでは、「プログラミングは今後必要なスキルになると思うか」という質問とは反対に下の学年になるほど、「プログラミングができる」と回答する生徒が多い傾向にあった。
中1においては、何らかの形でプログラミングができると答えた生徒が半数を超えている。プログラミング言語を活用してプログラミングができる層[競技プログラミングやKaggleに取り組む+テキスト入力のプログラミング(自分一人で)]も、中学生ではどの学年も10%を超えていた。
今回の調査結果の背景には、学校教育におけるプログラミング教育の拡充がある。まず、2020年度から小学校でプログラミングが必修となり、2021年度には中学校でのプログラミング教育が拡充された。現中学1年生は小学校でプログラミングが必修となった学年のため、一つ上の中2と比較しても「プログラミングができる」と回答した割合が高くなっている。
また、高校においては翌22年度からプログラミングを含む「情報Ⅰ」が必修となる。「大学入学共通テスト」にも追加され、国立大が試験科目に加える方針を示しているなど、プログラミングへの関心はますます高まるものと考えられる。
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