2022年1月27日
龍野情報システム、研修担当者1011人に聞いた「eラーニングシステム満足度調査」の結果発表
龍野情報システムは26日、eラーニングシステムを導入している企業の研修担当者1011人を対象に実施した、「企業のeラーニングシステムの満足度調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「実際に利用しているeラーニングシステム」を聞いたところ、「Multiverse」(ネットラーニング)20.3%が最も多く、以下、「learningBOX」(龍野情報システム)15.2%、「KnowledgeDeliver」(デジタル・ナレッジ)14.0%と続いた。
「eラーニングシステムを導入した目的」を聞いたところ、「社員の基本・基礎教育に適していると考えたから」46.8%が最も多く、以下、「遠隔地でもリモートで同一の教育が行えるから」43.6%、「多数の社員を同時に教育できるから」40.3%と続いた。
「現在使っているeラーニングシステムを知ったきっかけ」を聞いたところ、「他社からの紹介」30.9%が最も多く、以下、「HPや広告」20.1%、「営業電話」13.2%と続き、3割以上が「紹介」がきかっけで利用を始めていることが分かった。
「eラーニングシステムを選んだ決め手」を尋ねたところ、「システムの機能性や利便性」44.8%が最も多く、以下、「教材の品質」30.2%、「教材がカスタマイズできること」22.6%と続いた。
また、「利用しているeラーニングシステムの満足度」を聞いたところ、「とても満足している」との回答の割合が高いシステムのTOP5は、第1位「learningBOX」(龍野情報システム:45.5%)、第2位「Moodle」(オープンソース:29.0%)、第3位「KnowledgeDeliver」(デジタル・ナレッジ:23.4%)、第4位「AirCourse」(KIYOラーニング:23.1%)、第5位「UMU」(ユームテクノロジージャパン:21.7%)だった。
一方、「eラーニングシステムに求める改善点」を聞いたところ、「低価格化」30.9%が最も多く、以下、「システムの機能性や利便性」30.8%、「教材の品質」26.7%が続いた。
具体的な不満の内容を聞いたところ、「アカウント管理が複雑で登録するのにかなりの手間がかかる(システムが使いづらい)」、「教材の内容が分かりにくい部分がある」、「コストが高い」、「画面が見にくい」などの声が寄せられた。
「現在使っているeラーニングシステムを継続して使いたいか」と尋ねたところ、「はい」89.5%、「いいえ」10.5%で、9割近くが使い続けたいと考えていた。
この調査は、eラーニングシステムを導入している企業の研修担当者を対象に、2021年12月22日~23日にかけて、インターネットで実施。有効回答数は1011人。
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