2022年1月7日
成人式を迎える学生、理想の生き方は「趣味ややりたいことに熱中すること」 =マイナビ調べ=
マイナビは6日、大学1・2年生の男女1017人に、現時点の仕事や就職活動に関する考えを聞いた「大学生低学年のキャリア意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、大学1・2年生の2021年12月時点でのインターンシップ経験者は、対前年比11.8pt増の20.7%だった。
2020年は、新型コロナの影響をうけ、大学の授業開始が延期された分、夏季休業が短縮されたり、大学主催のインターンシップが中止されるなどして参加経験者の割合が低下。
今回の調査では、「参加経験がある」と回答した学生のうち67.1%が「大学の講義として参加した」と回答していることから、2021年は大学の工夫などによって参加経験割合が回復したことが分かる。
働き方や資産の増やし方について聞いたところ、「投資・投資信託している」は12.3%、「株式投資している」が12.0%だった。
また、現在「実施していない」学生に対して興味の有無を聞いたところ、「投資・投資信託に興味がある」のは39.1%、「株に興味がある」のは44.4%だった(「将来実施したいので勉強している」「いつかは勉強しようと思っている」「なんとなく興味がある」の合計)。
また、全体で副業に興味がある割合は55.0%だった。
社会人になったあとの人生で、「仕事」「家族」「友情」「恋愛」「自分の趣味」の5つに、それぞれどの程度の比重をおきたいかを聞いたところ、平均して「仕事」が30.1%でもっとも高く、次に「家族」が23.2%、続いて「自分の趣味」が19.1%だった。
5つの項目のうち最も平均が高いのは「仕事」であるものの、他の項目と比べると「仕事」に比重をおく割合はバラつきが顕著だった。
コメントを見ても、「仕事を生きがいにしたい」「生活できる収入があればよい」「趣味を一番大切にしたい」など、仕事とプライベートのバランスは人によって大きく異なるようだ。
2022年の1月に成人式を迎える学生に、「今後どのような大人になりたいか」を聞いたところ、理想の生き方でもっとも票を集めたのは「自分の趣味ややりたいことに熱中する生き方」で27.3%だった。
なりたい大人像の上位は、「自分の信念を持っている大人」21.4%と「さまざまな価値観を受け入れられる大人」19.0%。社会人としての組織での成果や地位を得ることよりも、趣味や自分のやりたいことなど身近なことや個人を重視する傾向にある。
この調査は、18歳~20歳の大学1・2年生を対象に、2021年12月15日~17日にかけて、WEBで実施。有効回答数は1017人(文系男子176人、理系男子113人、文系女子444人、理系女子284人)。なお同調査は今回で5回目で、前回調査は2020年12月に実施。
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