2022年2月9日
ソフトスキルトレーニング市場、2022~2031年に12.7%のCAGRで成長見込み=SDKI調べ=
SDKIは8日、「ソフトスキルトレーニング市場:予測2022~2031年」と題する新調査レポートを発刊した。
それによると、同市場は、2022年に240.1億米ドルの市場価値から、2031年までに608.9億米ドルに達すると推定され、2022~2031年の予測期間中に12.7%のCAGRで成長すると予想されている。
ソフトスキルとは、人とコミュニケーションスキル、性格特性、態度、キャリアの好み、社会的および感情的知性の組み合わせを指す。
個人は、これらのスキルを強化するために専門的なトレーニングを行い、個人的およびビジネス上の目標を達成するために専門的な環境をナビゲートする。
トレーニングは、オフラインとWebベースのプラットフォームを通じて提供され、顧客サービスの向上、従業員の定着、売上と仕事の満足度の向上、および個人の全体的な生産性の向上に役立つ。
発展途上国でのスキルギャップの拡大、および企業によるソフトスキルトレーニングプログラムへの焦点と投資の増加は、予測期間中に同市場の成長を推進する主要な要因。
また、専門家にとってのソフトスキルの複数の利点、およびオンライントレーニングプラットフォームへの可用性と投資の増加も、同市場の成長に貢献している。
さらに、費用対効果の高いeラーニングトレーニングモジュールの出現の増加は、同市場の成長を加速する重要な要因。IoTの採用の増加と人口の増加は、予測期間中に同市場の新しい機会を創出する。
しかし、ソフトスキルトレーニングの重要性に関する認識の欠如は、同市場の成長を抑制する可能性がある。
同市場は、配信モード別(通常/オフラインおよびオンライン)、ソフトスキルタイプ別(管理とリーダーシップ、管理と秘書、コミュニケーションと生産性、自己啓発、チームワーク)、チャネルプロバイダー別(企業/企業、学術/教育、政府)、最終用途産業別(銀行、金融サービス・保険(BFSI)、エネルギー・電力、製造、ホスピタリティ、IT・テレコム、小売、ヘルスケア・製薬、メディア・エンターテインメント、およびその他)、および地域別に分割される。
これらのセグメントは、様々な要因に基づいてさらにサブセグメント化され、各セグメントおよびサブセグメントの複合年間成長率、評価期間の市場価値およびボリュームなど、市場に関するいくつかの追加情報で構成されている。
今回のレポートは北アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋、ラテンアメリカ、中東・アフリカなどに分割し、世界のすべての地域をカバーしている。
北米地域は、予測期間中に同市場を支配する。これは、デジタル使用の増加、最新のアプリケーションのリリース、およびこの地域の企業や教育機関での高速学習プログラムの認識に起因している。
一方、アジア太平洋地域の同市場は、予測期間中にかなりの速度で成長すると予想される。これは、機関の台頭と企業部門におけるソフトスキルの重要性に関する認識の高まりによるもの。
関連URL
最新ニュース
- ココドコロ、静岡県バーチャルスクールの取り組み内でオンラインカウンセリング開始(2025年1月22日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が三重県鈴鹿市で提供開始(2025年1月22日)
- 2026年卒大学生 12月のインターンシップ・仕事体験の参加率は56.1% =マイナビ調べ=(2025年1月22日)
- 大学1・2年時にキャリアの方向性が決まっている学生は40.8% =マイナビ調べ=(2025年1月22日)
- 「成人の日調査」20歳になったZ世代が「なりたい大人像」とは?=MERY調べ=(2025年1月22日)
- ZEN大学、JASRACとの連携講座「ネット時代の著作権」2026年度に開講(2025年1月22日)
- AI教材「atama+」、広島工大が全学部の入学前教育で活用(2025年1月22日)
- ポリグロッツ、「レシピー for School」が立命館大学薬学部の入学前教育に導入(2025年1月22日)
- Reignite Entertainment、プロeスポーツチームと東北学院大学eスポーツサークルが提携開始(2025年1月22日)
- 小学生向け「ナレッジタイピング」for school版、新機能「ランキングスタジアム」追加(2025年1月22日)