2022年3月23日
生徒に自認する性の制服・体操服着用を認めている学校は約3割=カンコー学生服調べ=
菅公学生服のカンコー学生工学研究所は、全国の公立中学校を対象にLGBTQの生徒への配慮を訊ねるアンケートを実施し、22日にその調査レポートを公開した。
同研究所では「カラダ・ココロ・時代・学び」の4つの視点で学生を見つめ、調査研究、商品サービスの開発を行っており、学校教育はじめ広く社会で活用してもらうことを目的に、LGBTQの生徒への配慮や授業での取り組み状況、サポート体制などを調査した。調査は昨年8月に行われ、全国の公立中学校1194校から回答を得た。
それによると、LGBTQの生徒への配慮は、制服デザインの変更や女子スラックスの導入など「制服」に関してが42.2%で最多となった。服装規定に関しては、自認する性別の制服や体操服を規定として認めている学校は31.9%に上り、すでに半数以上の学校が制服デザインの見直し・変更をする方向で動いていた。
LGBTQや性の多様性について授業で取り組んでいる、取り組む予定の学校は76.0%と、関心の高さが窺えた。またLGBTQの生徒へのサポート体制について、チームや体制が整備されていると回答したのは49.9%だった。
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