2022年4月27日
中学・高校の教員の約8割が「学校の制服は必要」と回答=カンコー学生服調べ=
菅公学生服は26日、毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム 」Vol.195で、中学・高校の教員1400人を対象に実施した、「学校制服の必要性に関する調査データ」を公開した。
それによると、「学校制服はあったほうが良いと思うか」と尋ねたところ、中学校教員は「あったほうがよい」40.1%と「どちらかと言えば、あったほうがよい」43.6%を合わせると、83.7%が「学校制服は必要」と回答。
また、高校教員も「あったほうがよい」40.6%と「どちらかと言えば、あったほうがよい」39.7%を合わせると、80.3%が「学校制服は必要」と回答した。
「学校制服の良い点」を聞いたところ、「毎日の服装に悩まなくていい」(中学校70.9%、高校69.6%)が最も多かった。
以下、「経済的である(私服を沢山買わなくていい)」(同55.7%、50.4%)、「服装による個人差がでなくていい(平等である)」(同50.3%、42.3%)といった経済性や平等性があげられ、「学生らしく見える」(同40.0%、42.3%)、「公私のけじめがつく」(同35.3%、29.4%)なども良い点とされた。
「学校制服に必要だと思うこと」を尋ねたところ、中学校と高校で大きな違いは見られないものの、中学校では「動きやすさ」59.9%、高校では「丈夫さ・耐久性」60.0%がトップ。
以下、「家庭で洗濯できる」(同53.0%、44.0%)、「着心地・肌触りの良さ」(同46.9%、47.9%)、「汚れにくい・汚れが目立たない」(同37.4%、35.0%)、「暑さ寒さに対応して快適である」(同38.3%、29.3%)などが続き、必要とされることは多岐に渡った。
また、性の多様性への配慮として、「性別に関わらず着たい制服が選べる」(同25.1%、21.3%)、「男女が同じスタイル(ジェンダーレス制服)である」(同14.1%、8.9%)という回答もみられた。
この調査は、全国の中学校・高校の教員1400人を対象に、2021年6月にインターネットで実施した。
関連URL
最新ニュース
- TDXラジオ」Teacher’s [Shift]File.220 東京学芸大学附属世田谷小学校 齊藤 豊 先生(後編)を公開(2025年5月19日)
- 高3生の大学選び、重視するのは5年連続で「学べる内容」が最多=マイナビ調べ=(2025年5月19日)
- GUGA、「生成AIリテラシー診断 2025春」結果公開 理解が十分に浸透していない可能性(2025年5月19日)
- Hagakure、デジタルネイティブ世代の本音明らかに「アナログも意外と大事」(2025年5月19日)
- 体力テストデジタル集計システム「ALPHA」、石川県内灘町教委と連携協定(2025年5月19日)
- 山田進太郎D&I財団、中高女子向け「STEM体験プログラム」の学校単位での参加を受付(2025年5月19日)
- 関西大学イノベーション創生センター、インドの工学教育機関「iHUB DivyaSampark」と協定締結(2025年5月19日)
- 近畿大学附属福岡高校、全校生徒と保護者にサイバーセキュリティ教室を開催(2025年5月19日)
- カンゼン、生成AI×プログラミング学習の新刊『こどもプログラミングDX』発売(2025年5月19日)
- ヴィリング、子ども向けSTEAM教育&プログラミングスクール「STEMON」6月2校開校(2025年5月19日)