2022年3月28日
早稲田大×日立ソリューションズ、AI・データサイエンスの活用を考えるセミナー実施
早稲田大学データ科学センターと、日立ソリューションズは3月9日、「AI・データサイエンスのビジネス最前線と未来社会が直面するリスク」セミナーを早稲田大学の学生向けにオンラインで開催した。
セミナーには72名が参加。データサイエンス分野の次世代人財育成を目的に、セキュリティやデータ倫理の視点でAI(人工知能)やデータサイエンスのビジネス活用とリスクを考えた。
主に医療分野におけるデータ倫理を産学連携で研究する同大学 横野 恵 准教授に加え、同社からは、AIを活用した空港の保安検査の実証実験に取り組む社員、ホワイトハッカーやセキュリティコンサルタントを務める社員が登壇し、「AI・データサイエンスのビジネス化と直面するリスク」をテーマとしたパネルディスカッションを行った。
セミナー開催概要
テーマ:「AI・データサイエンスのビジネス最前線と未来社会が直面するリスク」
日時:3月9日(木)13:00~15:30
形式:オンライン(Zoom)にて開催
内容:
講演①:日立ソリューションズ AI活用事例
・同社セキュリティプロダクト本部 先端セキュリティ開発部 熊谷 仁志氏が「空港のX線検査へのAI活用事例」をテーマに講演。空港での実証実験やAIによる解決の仕組みをX線検査画像のクイズを交えて紹介、AIは顧客の課題解決を行うための手段であることを伝えた。
講演②:早稲田大学 セキュリティとデータ倫理
・同大学社会科学総合学術院 横野 恵 准教授が、「最新のデータ倫理・ガバナンスに関する議論や研究のご紹介」をテーマに講演を行った。
パネルディスカッション:AI・データサイエンスのビジネス化と直面するリスク
・同大学 データ科学センター 小林 学教授をモデレータに、パネリストとして同大学 横野准教授、同社ホワイトハッカーの米光 一也氏、セキュリティエバンジェリストの扇 健一氏、熊谷 仁志氏が登壇。AIへのビジネス活用への過度な期待があることや、AIを使ったビジネスにおける責任の所在、データ取得・分析・活用におけるプライバシーの課題について議論を行った。
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