2015年6月25日
日立ソリューションズ/情報漏洩を防止する3つの「秘文」製品
日立ソリューションズは、情報漏洩防止ソリューション「秘文」を一新し、内部不正やサイバー攻撃など、複雑化する情報漏洩リスクに対応する「秘文Device Control」「秘文Data Encryption」と「秘文Data Protection」の3製品を8月31日から提供開始する。
情報の漏洩を防ぐための「出さない」「見せない」という考え方と、もし情報漏洩が起こった場合の漏洩拡大を防止するための「放さない」という考え方に基づいた「秘文」の新製品。
「秘文Device Control」は、PCにつながるデバイスの利用を制限することで、データの不正コピーを防止。利用可能なWi-Fiアクセスポイントを制限することで、安全なWi-FiアクセスポイントでのみPCを利用する環境を提供するとともに、マルウェア対策製品と連携し、マルウェア感染したPCのネットワーク通信を自動遮断する。こうした機能によって、企業から機密情報を「出さない」情報漏洩対策を実現するという。
「秘文Data Encryption」は、HDDやUSBメモリー、CD/DVDなどPCの利用に関連したメディアの暗号化に加え、ファイルサーバー上のデータの暗号化もオールインワンで提供する。データの強制暗号化によって、ユーザーのミスなどによる暗号化漏れを防止する。
「秘文Data Protection」は、IRM(Information Rights Management)機能によって社外に渡した情報の閲覧権限を管理することで、もし情報漏洩が起きた場合、漏洩拡大を防止する。さらに、流出の予兆を事前に検知できるよう、情報がアクセスされた場所を可視化する機能を追加した。
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