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2020年12月11日
日立ソリューションズ×慶應義塾大、従業員エンゲージメント向上で実証実験を開始
日立ソリューションズは、慶應義塾大学総合政策学部の島津明人教授とともに、従業員エンゲージメント向上の効果検証を目的とした実証実験を1月18日から3カ月間実施する。
従業員エンゲージメント向上施策において、従来、集合型研修で実施されてきた「ジョブ・クラフティング」および「支え合う職場づくり」の研修プログラムを、ITを活用した自己学習・改善プログラムとして開発し、効果が実証されている集合型研修と同様の効果があることを実証する。
島津教授は活力・熱意・没頭の3要素から構成されるワーク・エンゲージメントの重要性を提唱し、個人と組織のワーク・エンゲージメントを高める独自の集合型研修プログラムを実施して、退職率の低下や業績の向上、メンタルヘルス改善に効果のあることを実証してきた。
一方、日立ソリューションズは、大企業を中心に人事・給与・就業管理・人財開発などの人事・労政業務を、トータルに最新ITで支援するソリューション「リシテア」を提供している。
このたびの実証実験では、非対面・非接触を前提とするニューノーマルへの対応や研修コストの低減を目的に、従来の集合型研修プログラムのノウハウを生かし、ITを活用した自己学習・改善プログラムを開発。リテシアを導入する一部の企業を対象に、従業員のセルフマネジメントによって従業員エンゲージメントを高める効果を検証し、今回の結果をもとに、人事総合ソリューション「リシテア」の新サービスを来春移行に提供していく。
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