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2022年3月28日

小学館、通常学級に在籍する発達障がい児の「学び」に関する書籍を発売

小学館は、通常学級に在籍する発達障がい児の「学び」に関する書籍「通常学級の発達障害児の『学び』を、どう保障するか」(著:前文科省特別支援教育調査官・田中裕一)を発売した。

同書籍は、「~学校・家庭・福祉のトライアングルプロジェクト~」という副題が付いており、困っている保護者らの叫びに応えるノウハウを満載。

通常学級に通う発達障がいのある子どもの就学から、保育所・幼稚園・小学校、中学校、高校、大学、進学先・就職先への移行支援(引継ぎ)などについて、子どものライフステージに沿った形で事例を数多く掲載。どうすれば「学び」の保障ができるが分かる内容になっている。

子どもを支える多くの好事例と法律・ルールを知ることで、家庭・学校・福祉や医療などの関係機関が、共通の土台に立って、連携していける方法などを解説。

障がいのある子どもたちを守るための前提となる法律やルールなどを保護者や学校、そして周囲にいる支援者が知っておくことが重要と述べ、法律やルールが、刻々と変化していることを、具体的に分かりやすく紹介している。

また、学校・家庭・福祉に携わる関係者のコラムも多数掲載。

著者は、前文科省特別支援教育調査官。その後、知的障がい者施設や県立特別支援学校に勤務し、現在は兵庫県教育委員会特別支援教育課に所属。

また、同書の発刊を記念した「オンライン研修会」を5月下旬に開催する。著者の田中裕一氏ら発達障がいの専門家3人によるセミナーで、教師や教育関係者、福祉関係者、保護者を対象に、全3回開催予定。

【書籍の概要】
著/田中裕一
発売日:2月15日(電子版あり)
判型/頁:4-6/208頁
定価(税込):1870円(税込)
詳細

関連URL

「オンライン研修会」(4月下旬に発表)

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