2022年3月4日
中学生の約6割が、通知表に「満足していない」と回答 =キッズ@nifty調べ=
ニフティは3日、同社の子ども向けサイト「キッズ@nifty」で、小中学生を中心とした子ども4647人を対象に実施した、「勉強に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「今塾に通っているかどうか」を聞いたところ、小学生の約4割(37%)、中学生の約半数(51%)が「塾に通っている」と回答。中学生のほうが「塾に通っている」割合が高かった。
「塾に通い始めたのはいつか」を聞いたところ、「小学4年生」18%が最多で、次いで「小学3年生」「小学5年生」「小学6年生」が同率(15%)で並んだ。「中学3年生」1%、「高校生以上」0%はほとんどいなかった。
「いつも通知表をおうちの人に見せるか」を聞いたところ、「見せる」89%、「その時による」8%、「見せない」3%という結果になり、ほとんどの子どもが学校の通知表を親に見せていることが分かった。
「前回の通知表の結果についてどう思っているか」を尋ねたところ、小学生では約半数(53%)が「満足している」と回答。「満足していない」は28%で、「興味ない」も19%いた。
一方、中学生では、「満足していない」が6割近く(57%)に上り、「満足している」は32%だった。「興味ない」は11%。
また、「生徒だけじゃなく、先生の通知表もあったらいいと思うか」と質問したところ、「あったらいいと思う」という意見が約6割(57%)に上った。
「先生の通知表もあったらいいと思う」回答した小中学生からは、「授業の分かりやすさを採点したい」という意見や、中には「黒板の板書のきれいさ」「流行りをどれくらい知っているか」といったようなユニークなアイデアも寄せられた。
このアンケート調査は、小中学生を中心とした子どもを対象に、1月14日~2月14日にかけて実施した。有効回答数は4647人(女性77%、男性11%、選択なし12%)。
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