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2022年3月25日
スタジアム×埼玉県立川越初雁高校、就職活動/指導のDX化実証の結果を公開
高校生向け求人票管理システム「Handy進路指導室」を提供するスタジアムは、埼玉県立川越初雁高等学校と共同で高校生向けの就職活動/指導のDX化実証を行い、24日にその結果を発表した。
昨年7月の就活解禁に合わせて、同校に届く紙の求人票を順次PDF化し、PDFデータをGoogle Classroomに配置。同時にPDFデータをOCR技術で解析することで求人票の一覧表の作成も行った。この求人票の一覧データとPDFの求人票データをリンクすることで、簡易的な求人検索サービスをウェブ上に設置し、就職希望生徒への利用に供した。従来からの紙の求人票ファイルも用意することで、両者の使い勝手について比較し、就活実施後の今年1月に、利用した生徒57名からアンケートを回収し、定量的な分析を行った。
その結果、全体評価でみると60%の生徒がデジタル化された就活を支持すると回答。デジタル化された就活のメリットとして「検索のしやすさ」76%、「情報アクセスのしやすさ」75%、「情報共有のしやすさ」70%などが挙げられた。また前年実績に比べ、就職指導教員の90%の作業時間軽減を達成できたという。
同社では、今回の実証結果をもとに、ウェブベースでの就職活動/指導に特化した求人票管理システム「Handy進路指導室」の開発を進め、昨年12月にサービスをリリースした。川越初雁高校では、23年度卒の就職希望者に対して「Handy進路指導室」による就職活動/指導を開始する。
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