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2022年4月6日

「高校留学前に不安だったこと」は「語学力」が49.3%=ディーサイド留学情報センター調べ=

ディーサイド留学情報センターは5日、高校留学を検討中の子を持つ親505人と、高校留学経験者507人の合計1012人を対象に実施した、「高校留学の準備に関する調査」の結果をまとめ発表した。


それによると、高校留学を検討中の子を持つ親に「子どもの高校留学の方法について、どのような形を検討しているか」を聞いたところ、「現在通う学校による交換留学プログラム」54.1%という回答が最も多かった。

以下、「その他の教育機関による交換留学プログラム」26.9%、「民間団体、企業による交換留学プログラム」22.8%、「民間団体、企業によるサマースクール(短期留学)」22.0%、「正規留学(現地の高校への入学)」12.1%と続いた。

「子どもの高校留学に関して、保護者として現在不安に思っていること」を聞いたところ、「現地の治安、安全性」55.6%との回答が最も多かった。

以下、「費用」54.1%、「新型コロナの流行」46.1%、「エージェントや関係者との信頼度(サポートがしっかりしているかなど)」29.5%、「子どもの精神面(ホームシックなど)」29.3%と続いた。

不安を解消するサービスで利用してみたいものを聞いたところ、「SNSを使ったサービス」(30代男性)、「親とすぐに連絡とれるサービス」(30代女性)、「セコムのような見守りサービス」(40代男性)などの声が寄せられた。

「留学エージェントの利用を考えているか」を聞いたところ、6割以上が「考えている(契約済み)」8.3%、「考えている(契約予定)」19.2%、「少し考えている」39.0%と回答。

「語学以外に子どもの成長が期待できるサービスは必要だと思うか」と質問したところ、9割以上が「必要だと思う」46.7%、「多少は必要だと思う」45.2%と回答した。


一方、高校留学経験者に、「高校留学前に不安だったこと」を聞いたところ、「語学力(学習についていけるかなど)」49.3%との回答が最も多かった。

以下、「現地の治安、安全性」47.1%、「費用」42.4%、「コミュニケーション能力(現地の人と会話ができるかなど)」36.1%、「精神面(ホームシックなど)」29.2%、「現地での人間関係(友達ができるか、差別がないかなど)」28.2%、「健康面(食事、生活環境など)」26.4%と続いた。

「高校留学に行った際、留学エージェントを利用したか(利用を考えていたか)」を聞いたところ、3割近く(27.7%)が「利用した」と回答。

「留学エージェントを利用して良かったと思うか」と質問したところ、9割以上が「非常に良かった」32.1%、「まあ良かった」59.4%と回答した。

また、「高校留学をして得たことは何だと思うか」と質問したところ、「語学力」59.6%が最も多く、以下、「異文化に対する知識」50.9%、「行動力」48.1%、「コミュニケーション力」47.3%、「視野、価値観の広がり」34.9%、「社会的な経験値」33.7%、「主体性」26.2%)と続いた。

具体的に「留学経験は、その後の人生のどのような場面で活かせるのか」を聞いたところ、「自国では得られない価値観や考えを活かしてより良い人間関係を作ることに役立っている」(20代女性)、「外国人相手でも物怖じせずに話せる」(30代男性)、「文化の違いを理解し尊重できるようになった」(30代女性)などの声が寄せられた。

この調査は、高校留学を検討中の子を持つ親505人と、高校留学経験者507人の合計1012人を対象に、3月8日~10日にかけて、インターネットで実施した。

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調査結果の詳細

ディーサイド留学情報センター

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