2022年7月12日
約6割の会社員が「自分のITスキルは不足している」と回答=リトルソフト調べ=
リトルソフトは11日、全国の30代~50代の会社員1010人を対象に実施した、「社会人のITスキル・利用ツールに関する調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「Excelの関数で、実際に使用したことがあるもの」を聞いたところ、「SUM関数」71.5%が最も多く、以下、「AVERAGE関数」52.2%、「COUNT関数」50.9%、「IF関数」50.9%、「LOOKUP関数」41.7%、「COUNTIF関数」40.3%と続いた。
次に、「ExcelでVBA(マクロ)を作成できるか」と聞いたところ、「大体は自分で好きなようにVBAを作成できる」9.1%、「ネットで調べながら自分でVBAを作成できる」23.9%、「他人に教わりながらであればVBAを作成できる」11.7%、「作成できない」55.3%という結果になった。
VBAとは、「Visual Basic for Applications」の略で、Excelの操作を自動化させる「マクロ」コードを作成する時に用いるプログラミング言語。今回の調査では、「作成できない」会社員が半数以上いることが分かった。

また、「IT系の資格のうち、取得している資格」を聞いたところ、「いずれも取得していない」77.7%が最も多く、以下、「基本情報技術者試験(ITSSレベル2)」10.5%、「ITパスポート(ITSSレベル1)」9.2%、「応用情報技術者試験(ITSSレベル3)」6.1%、「ネットワークスペシャリスト(ITSSレベル4)」3.9%と続いた。
実に8割近くが何も取得しておらず、取得していても基本情報技術者試験(ITSSレベル2)か、ITパスポート(ITSSレベル1)といった基本的なIT系資格しか持っていなかった。
「ITSSの概要は知っているか」との質問でも、「知っている」11.6%、「名前は聞いたことはあるが概要は知らない」17.6%、「名前も概要も知らない」70.8%という結果だった。
ITSSは、「ITスキル標準」とも呼ばれ、IT人材を教育する際の基準として使用されることが多いが、今回の調査では一般的な会社員の7割がITSSについて何も知らなかった。

「ITスキルのうち、十分に習得していると思うスキル」を聞いたところ、「どれも不足している」56.6%が最も多く、以下、「コミュニケーションスキル」21.0%、「論理的思考力」18.6%、「資料作成能力」18.5%、「プレゼンスキル」12.5%と続いた。
また、「職場には業務に必要なITスキルを持っている社員が揃っていると思うか」と質問したところ、「十分に揃っている」7.1%、「ある程度揃っている」32.0%、「あまり揃っていない」32.9%、「まったく揃っていない」28.0%という結果になった。
「揃っていない」(あまり揃っていない、まったく揃っていない)の割合は合計約6割で、業務に必要なITスキルを持っている社員の割合は低いとみているようだ。
「社員がITスキルを習得、あるいはサポートする環境は整っているか」を聞いたところ、「十分に整っている」5.8%、「ある程度整っている」26.6%、「あまり整っていない」34.9%、「まったく整っていない」32.7%という結果になった。
「社内のITスキル教育について、課題に感じることはあるか」と質問したところ、「とてもある」16.0%、「ある程度ある」39.1%、「あまりない」24.6%、「まったくない」20.3%で、半数以上(とてもある、ある程度ある)が課題を感じていた
社内の教育環境が整っていない理由を聞いたところ、「各個人が与えられた仕事だけをこなすだけで満足し、自分から進んで学ぼうという意識のある人間が少ない」(30代男性)、「自由にオンラインで研修を受けられるようになっているが、各自がどのようなスキルを獲得すべきなのか明確になっていない」(30代女性)などの声が寄せられた。
また、「あると助かるのは、どのようなITツールやシステムか」を聞いたところ、「誰でも簡単に扱うことができる」44.8%が最も多く、以下、「初心者から上級者まで使える」38.3%、「セキュリティ面が安全」36.5%、「リモートでも運用しやすい」35.0%、「1つのツールで複数のことが管理・把握できる」30.4%と続いた。
この調査は、全国の30代~50代の会社員を対象に、2月25・26日に、インターネットで実施した。有効回答数は1010人。
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