2022年4月6日
岡山大学、中国の学生を対象にオンライン日本研修プログラムを実施
岡山大学は4日、中国の学生と岡山後楽園、倉敷美観地区等を繋ぎ、オンライン日本研修プログラムを、3月22日~24日に実施したと発表した。
同プログラムは、2021年10月29日に国立六大学(千葉大学、新潟大学、金沢大学、岡山大学、長崎大学、熊本大学)の共催の「第七回岡山杯日本語スピーチコンテスト」のスピーチ部門、朗読部門で最優秀賞を受賞した学生を対象に企画。
当初、1週間にわたり岡山大学および近隣で日本文化や日本語を学ぶ研修旅行を行う予定だったが、新型コロナウィルス感染症の影響から、オンラインに切り替え、おかやま観光コンベンション協会の協力により実施した。
岡山の風土や文化を学ぶ1日目、2日目のプログラムには、岡山大学に入学した後も渡日できず中国で授業を受けていた大学院予備教育特別コース(プレマスターコース)の学生も参加した。
1日目の「岡山紹介~岡山城・後楽園VR観光~岡山謎解きクイズ」では、宇喜多秀家に扮した戦国武将隊のメンバー等が後楽園と岡山名物を紹介。お抹茶VR体験や、グループに分かれて岡山にちなんだ謎解きに挑戦するクイズセッション等も。
2日目の「倉敷美観地区紹介~人力車に乗ってVR観光」では、倉敷小町の渡邊紗千さん(岡山大学法学部2年生)が、美観地区を走行する人力車からの映像に合わせ、倉敷の魅力や見所を紹介。
3日目は、スピーチコンテスト最優秀賞受賞学生と同大学のグローバル人材育成特別コースの日本人学生が交流。お互いの国の行ってみたい場所や興味のある文化、若者の間で使われている流行語等について、日本語で会話を楽しんだ。
プログラムの最後には、実際の日本語の授業を体験する時間が設けられ、グローバル人材育成院の毛利准教授と難波講師の指導により、参加学生から希望のあった日本企業の就職面接試験を想定した内容で、実践的な授業が行われた。
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