2022年4月11日
立命館大、SOLIZEとVR技術を効果的に活用した学習教材の開発を開始
SOLIZEは7日、立命館大学教育・学修支援センター共同で、VR技術の特徴を効果的に活用した学習教材の開発を開始したと発表した。
近年、VR技術の教育活用が進んでいるが、学習の質向上に資する取り組みには十分につながっておらず、国内では、授業でVR技術を使う事例があっても、Zoom等のウェブ会議システムを用いる形態と学習内容にほとんど差がみられない。
同取り組みでは、仮想空間における参加者間の心理的安全の構築と相互作用を中心とした学習に注目し、仮想空間で対面環境と同等以上の学習効果を得る教材の設計・開発を目指す。
同大学教育・学修支援センターの中島英博教授と産業社会学部の野原博人教授が連携し、野原教授のゼミナールに所属する学生がVRを用いた理科教材を設計。開発委託を経てプロトタイプを制作する。制作した教材は、受講生同士でピアレビューを行い、学習効果を検証し、優れた教材はその有効性について、小・中学校等の教育現場において実証実験を行う予定。
教材制作にあたっては、人間の感覚を刺激し、リアリティかつ高い没入感を生み出すVR技術と、バーチャル空間で学びの体験量を増加させる体験型コンテンツサービスを提供する同社と連携し、学生が主体となり3カ月かけて実施する。両社は、VRの説明や学生のアイデアに対するフィードバック等も行う。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)