2022年4月27日
アメグミ、星の杜中高の時間割作成を自動化して9割以上の業務を削減
アメグミは26日、学校変革システム開発の第1弾プロジェクトとして、星の杜 中学校 高等学校(栃木県宇都宮市)と時間割の自動作成の実証実験を行ったと発表した。
教育業界では長年、時間割の作成が教職員にとってたいへんな業務となっている。複雑な選択授業の組み合わせや、行事・祝日・会議を考慮した授業時数の確保、非常勤講師の限定的な予定、カリキュラムなどの情報がすべて紙など、それらが原因で3月末から4月初めまで1週間かけて、学校によっては2~4名の担当者が深夜12時まで学校に残って行っているという。
今回のアメグミの自動作成では、行事・祝日・会議などの年間計画を考慮した上で1週間の時間割を作ることで、授業時数を万遍なく確保することができた。また、教員の予定や生徒の選択授業の提出も紙からデジタル(クラウド)で行うことができ、紙と人的ミスを大幅に削減した。また、作成した予定を教員と生徒のカレンダーに招待することで、日々の予定を確認することができる。同社では今回の実証実験をもとにさらに開発をすすめ、来年3月末までに学校に無料トライアルを実施していく。
実験の成果や今後のビジョンについて、8月にオンライン開催される「未来の先生フォーラム2022」で発表する。
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