2022年5月2日
学んでみたいプログラミング言語、TOP3は「C/C++」「Python」「Java」=「ボイスノート」調べ=
NEXERは4月28日、同社のアンケートサイト「ボイスノート」の会員550人を対象に実施した、「プログラミング言語に関するアンケート調査」の結果をまとめ、姉妹サイト「ボイスノートマガジン」で公開した。
それによると、「学んでみたいプログラミング言語人気ランキング」の第1位は、汎用プログラミング言語の一種「C/C++」(106票)だった。
1972年にアメリカAT&T社ベル研究所のデニス・リッチー氏が主体となって開発。汎用性が高く、基幹系システムや動作環境の資源制約が厳しい、または実行速度性能が要求されるソフトウェアの開発に多く用いられている。
C言語にオブジェクト指向の仕様を追加してできたプログラミング言語がC++言語。C言語のようにハードウェアを直接扱うような下位層向けの低水準言語としても、複雑なアプリソフトウェアを開発するための上位層向け高水準言語としても使用できる。
今回、「C/C++」を選んだ理由としては、「就活をしていて、必須で出てくることが多い」、「専門学校で最も難しく最もやるべきと言われていた記憶があるから」、「プログラミングの基本だと思うから」などの声が寄せられた。
第2位は、インタープリタ型の高水準汎用プログラミング言語「Python」(82票)。グイド・ヴァン・ロッサム氏が開発し、コードの記述がシンプルで短くて済むことや、フレームワークやライブラリが豊富なのが特徴。AIの開発でも広く使われている。
「Python」を選んだ理由として、「流行っているし、お金に直結しそう」、「自分で効率的に作業できる環境を構築してみたいから。副業として将来役立ちそうだから」、「AI開発や科学技術計算などに用いられているから」などの声が寄せられた。
また、同率第2位に「Java」(82票)が入った。サン・マイクロシステムズが開発し、現在オラクル社が提供しているオブジェクト指向の代表的なプログラミング言語。汎用性が高くシステム開発、Web開発、アプリ開発と様々な場面で使用でき、昔から多くの開発現場で使用されている。
書籍やネット上の情報が豊富で学びやすい言語で、多くのエンジニアが使用。Androidアプリの開発にもよく使用されている。
「Java」を選んだ理由としては、「仕事に役に立つ」、「応用が利きそう」、「世界的にみても需要が高いと思う。就職にも有利」などの声が寄せられた。
以下、4位「Java Script」(80票)、5位「HTML/CSS」(33票)、6位「アセンブリ言語」(28票)、7位「Visual Basic(VB、NET以外)」(25票)、8位「VBA」(21票)、9位「PHP」(13票)、10位「COBOL」(12票)と続いた。
このアンケート調査は、事前調査で「プログラミングについて学びたい」と回答した「ボイスノート」の会員を対象に、4月14日~26日にかけて実施。主要なプログラミング言語25種類+自由記述形式で回答してもらい集計した。有効回答者数は550人。
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