2022年5月16日
母親の約7割が「小学校以外での勉強は必要」と回答=C Channel調べ=
C Channelは、同社の動画メディア「mamatas(ママタス)」のInstagramフォロワー(総数80万人)の「令和ママ」を対象に実施した、「子どもの教育についてのアンケート調査」の結果をまとめ、5月13日付で発表した。
それによると、「幼児教室や通信講座、英語などの勉強系の習いごとを子どもが何歳から始めたか」を聞いたところ、「3~5歳」40%、「6~8歳」23%、「9歳~」21%、「0~2歳」16%となり、56%が5歳までにスタートしていたことが分かった。
「本人がやりたがった」、「やるなら早い方がよい」と子どものやる気や成長に合わせて、令和ママたちが上手く誘導している様子で、「幼稚園のお受験のため」という理由はごく一部。受験という特別な目的がなくても、習いごとは日常の一部になっているようだ。
「新型コロナの流行以降、子どもの習い事に変化はあったか」を聞いたところ、「変わらず継続」64%、「やめた・減らした」23%、「オンラインに切り替えた」6%で、逆に「増やした」も7%いた。
「子どもの将来のため」、「本人がやりたがるから」、「感染対策がしっかりしている教室に変えた」などの理由で、コロナ禍でも習いごとの時間をキープしている親が多かった。
「勉強系の習いごと」について聞いたところ、小学生の約半数が勉強系の習いごとをしており、中でも多かったのは、「通信教育」21%、「塾」と「英語」の各14%。
通う理由は、「小学校の勉強のフォローのため」が43%、「習いごとの一環として」が33%。また、15%は「学童代わり」に活用しており、受験のためというよりも、子どもたちの日常生活の一部になっているようだ。
「コロナ禍でオンライン学習の習いごとにチャレンジした」小学生も約2割(21%)おり、そのうちの6割が現在も続けており、うち「半分」はリアルに切り替え、「半分」はオンラインのまま継続していた。
首都圏では中学受験熱が年々高まっているが、今回の調査では、全国的に見ると「中学受験をする予定」と答えたのは8%ほどだった。
だが、中学受験に関わらず「小学校以外での勉強は必要」と考える母親は約7割に達した。小学校での勉強だけでは足りないと考える傾向が顕著に浮かび上がる結果となった。
また、8割が、小学校以外の勉強のために「毎月3000円以上」支出し、4割が「8000円以上かけても良い」と回答。通信講座などは3000円前後が多いことを考えると、4割は通信講座だけではなく塾に通ったり、複数の講座や勉強系の習いごとを組み合わせている模様。
日常生活でもSNSを積極的に使いこなしている令和ママだが、勉強系の習いごとの情報も35%は「SNS」から情報を得ていた。Web検索やTVよりもSNSが頼れる情報源のようだ。
この調査は、「mamatas」のInstagramフォロワー(総数80万人)の「令和ママ」を対象に、4月13日~19日にかけて、Instagramストーリーを利用したインターネット調査(4択)という形で実施した。有効回答数は1034人~7966人(質問項目によって違いがあり)。
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