2022年5月23日
学校での「体育座り」廃止、約半数の大人が「良いと思う」と回答=日本トレンドリサーチ調べ=
NEXERが運営する「日本トレンドリサーチ」は5月20日、事前調査で「学校で『体育座り』をしたことがある」と回答した全国の男女計1250人を対象に実施した、「体育座りに関するアンケート」の結果をまとめ発表した。
それによると、床に座る場合の「最も楽な座り方」について聞いたところ、最も多かったのは「あぐら」49.2%だった。次に多かったのは「体育座り」18.6%で、以下、「横座り」12.0%、「長坐位」7.4%、「正座」5.4%、「片膝立て」3.5%、「割座」3.1%と続いた。
「横座り」は両足を左右のどちらかにそろえた座り方で、「片膝立て」は片方の足は体育座り、もう片方の足は正座。また、「割座」は正座の両端を外側に外し、足がMのようになった座り方で、「長坐位」は両足をまっすぐ前に伸ばす座り方。
「体育座り」が他の座り方よりも良いと思う点については、「足がしびれない」「バランスがとりやすい」などの意見が寄せられた。「学生時代にずっとしていた座り方のため慣れている」という人も少なくない。
逆に、「最も座りにくい座り方」を聞いたところ、「正座」60.8%が最多で、以下、「長坐位」12.8%、「割座」8.8%、「あぐら」5.9%、「横座り」5.4%と続き、「体育座り」は3.6%だった。
「体育座り」が他の座り方よりも辛いと思う点については、「長時間座っていると辛い」「腰やお腹が痛くなる」という意見があった。太っていたり、体が硬かったりなど体形によって、「体育座り」が辛いという人もいるようだ。
「体育座り」を学校で廃止する動きについて、どのように感じたかを聞いたところ、49.4%と約半数が「良いと思う」と回答。「良くないと思う」は6.7%で、多くが「体育座り」の廃止について賛成しているようだ。
「体育座り」を廃止する動きを「良いと思う」と答えた理由については、「育ち盛りの時期に、冬の冷たい体育館の床に、腰や膝、背骨に負担のかかる座り方を強要するのは、理不尽だから」(40代男性)、「軍隊でもないのに特定の姿勢を強要されるのはおかしい。常識の範囲内で、好みの姿勢で座ってよいと思う」(30代女性)などの声が寄せられた。
最も辛い座り方とは言えないものの、体育座りは「お尻や腰が痛くなる」「圧迫されて苦しい」「気を付けないとスカートの中が見えるから嫌だ」と感じる人が少なくない。
この調査は、事前調査で「学校で『体育座り』をしたことがある」と回答した全国の男女を対象に、5月17日~19日にかけて実施した。有効回答数は1250人(30代以下・40代・50代・60代・70代以上の各250人)。
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