2022年7月22日
73.1%の保護者が「今の小学生の荷物の方が重い」と感じている=BRITA Japan調べ=
BRITA Japanは21日、小学生の子どもを持つ保護者666人を対象に実施した、「小学生の水分補給と通学時の荷物の重さに関する意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、通学時に週2〜3回以上タブレットやノートパソコンを持って行く小学生は47.0%で、保護者自身が小学生だった頃と比較すると、73.1%の保護者が「今の小学生の荷物の方が重い」と感じていることが分かった。
小学生の荷物が重くなった原因について聞いたところ、最も多かったのは「教科書やドリル、辞書などの教材が増えたため」55.9%で、以下、「水筒を持って行くようになった、または量が増えたため」53.0%、「タブレットを持って行くようになったため」40.7%などが続いた。
子どもの「通学時の荷物の重さ」を聞いたところ、平均は4.0kgだった。専門家によると、筋量・骨量が発達しきっていない小学低学年は、「4kg」を超えるとランドセル症候群のリスクが高まるという。
これを踏まえ調査結果を分析すると、低学年のランドセル症候群のリスクが高い子どもは、実に「4人に1人以上」という結果になった。
夏時期の学校がある平日、「子どもの水分補給はどうしているか」を尋ねたところ、「水筒/マイボトルを持参する」86.6%が最多で、水筒/マイボトル/ペットボトルを持参している小学生が飲んでいるのは「お茶」が7割以上で、続いて「水」が約4割、3位は「スポーツドリンク」だった。
また、夏時期の学校がある平日、「子どもの熱中症リスクを感じるか」と尋ねたところ、「とても感じる」42.2%、「少し感じる」47.1%となり、保護者の約9割が「子どもの熱中症リスク」を感じていることが分かった。
夏時期の学校がある平日、子どもの水分補給量について聞いたところ、1日平均「約0.87L」だったが、保護者が期待する水分補給量は平均「約1.1L」程度だった。保護者が子どもに期待する水分補給量からすると、約2割弱足りない結果になった。
また、水分補給が十分にでき、軽い水筒があれば子どもに利用させたいと考える保護者は94.6%に上った。
この調査は、小学生の子どもがいる保護者666人を対象に、7月1日~9日にかけて、インターネットで実施した。
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