2022年8月5日
母子手帳アプリ「母子モ」、山形県米沢市で提供を開始
母子モは1日、同社が運営する母子手帳アプリ『母子モ』が山形県米沢市にて本導入され、『米沢市子育て支援アプリ』として提供を開始すると発表した。
同市では、「子どもの笑顔が輝くまち はぐくみのさと米沢」を基本理念として掲げ、子どもや子育て家庭に関わるすべての人が、子どもの育ちに寄り添い、子どもが愛情に包まれて成長できる制度を整えている。今回、ICTを活用した新たな子育て支援策として、母子健康手帳の記録から地域の情報までをスマートフォンやタブレット端末で簡単にサポートでき、480以上の自治体で導入されている『母子モ』が採用された。
同市では、「米沢市子育て世代包括支援センター」を設置し、母子保健コーディネーター(保健師等)を中心に、様々な事業や相談支援を通して、妊娠・出産・育児についての疑問・不安・悩みについて一緒に考えるなど、妊産婦の気持ちに寄り添ったサポートを行っている。妊娠届時には、妊婦一人ひとりと面接し、出産に向けての心構えや過ごし方をまとめた「子育てサポートプラン」の提案や地区担当保健師の紹介を行う。妊娠中は個別支援のほか、「赤ちゃんを迎える親講座」の開催を通して、安心して赤ちゃんが迎えられるような支援を行っている。出産後も、全員を対象とした、赤ちゃん訪問、乳幼児健診や健康教室のほか、気軽に参加できる「おやこ広場」や「もくいくひろば健康相談」などで、育児の様々な相談に対応できる体制を整え、2020年度からは出産後の母子に対し心身のケアや育児サポートを行う「産後ケア事業」も開始した。
ほかにも、就労などにより保護者が昼間家庭にいない児童に、授業が終わった後、適切な遊びや生活の場を提供し、健全な育成を図る「放課後児童クラブ」など、子どもたちの健やかな成長を促し、親子が安心して子育てができるよう地域全体で支えている。
今回、市の取組みを子育て世代にもっと便利に活用してもらうために、子育て情報発信の新たなツールとして、『母子モ』が採用された。
同市に採用された『米沢市子育て支援アプリ』は、スマートフォン・タブレット端末・PCに対応したサービスで、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有機能や、市が配信する地域の情報をお知らせするなど、育児や仕事に忙しい母親や父親を助けてくれる便利な機能が充実している。
関連URL
最新ニュース
- MetaMoJi、リアルタイム学習支援サービス「MetaMoJi ClassRoom 3」に「メタモジドリル」を搭載(2025年12月12日)
- SDT、静岡県磐田市で生成AI活用した「子育て分野」チャットボットの実証実験開始(2025年12月12日)
- さつき、離島で遠隔授業 島根県教委員に電子黒板「ミライタッチ」を導入(2025年12月12日)
- ラインズ、神奈川県秦野市が全児童ホームで入退室管理システム「安心でんしょばと」導入(2025年12月12日)
- 1位は「高」、Z世代が選んだ「今年の漢字」&「2026年やりたいこと」ランキングを公開 =MERY調べ=(2025年12月12日)
- Z世代の漢字離れを検証、漢字の読みが難しい“難漢”大学ベスト10を発表 =嘉悦大学調べ=(2025年12月12日)
- 大学受験生への声掛け、53.5%の親が「ねぎらいや体調を気遣う言葉で」と回答 =塾選調べ=(2025年12月12日)
- 郁文館高校、中3生向け「都立自校作成型オープン入試」を2月14日に実施(2025年12月12日)
- バッファロー、札幌第一高校へのマルチギガネットワークの構築事例を公開(2025年12月12日)
- 富士フイルムシステムサービス、ICT活用に向け大阪教育大学と包括連携協定を締結(2025年12月12日)













