2022年10月12日
「内定通知書」の持つ性質と受け取る際の感覚に差 =マイナビ調べ=
マイナビは7日、2023年卒業予定の大学生・大学院生を対象に実施した「マイナビ 2023年卒大学生 活動実態調査(9月)」の結果を発表した。
9月末時点での内々定率は87.3%(前年比0.7pt増)、平均内々定保有社数は2.5社(前年比0.2社増)で、内々定率は現行のスケジュールになって以降(2017年卒から)過去最高。
「内定通知書」についての感覚は、「選考を通過し、自分がその企業に入社する権利があることを企業が伝える書類」が最多で27.8%。本来の「受け取ることで条件付きの労働契約(始期付解約権留保付労働契約)が成立する書類」は12.7%で最小。書類の持つ性質と受け取る際の感覚に差がある。
第一志望ではない企業の選考で志望順位を聞かれたことがあるか、には、「質問された経験がある」学生は85.9%で、回答にあたり「ストレスを感じた」は52.3%。選考途中に厳密な順序を回答することの難しさや、「第一志望と答えなければいけないのではないか」というプレッシャーが、ストレスに繋がっているとする。
社会人として活躍するまでにどれくらいの期間を想定しているかには、入社後「3年目」が最多の45.5%。一方、「1年目」が9.8%、「2年目」が24.9%と、早期から活躍したいと考えている学生もいる。
調査概要
期間:9月24日(土)~30日(金)
方法:マイナビ2023の会員に対するWEBアンケート
対象:2023年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生
機関:自社調べ
有効回答数:2606名(文系男子593名 文系女子1053名 理系男子478名 理系女子482名)
関連URL
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)