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2022年10月17日

日本文化教育推進機構、「学校ブックオフ」で小中学校・学童を対象に実践校を募集

日本文化教育推進機構は13日、ブックオフグループホールディングス(ブックオフ)と共同で、全国の小学生を対象に「SDGsとキャリア教育」の融合プログラム「学校ブックオフ」プロジェクトを立ち上げたと発表した。

同プロジェクトは年度途中でも、年間を通して申込みが可能。「マイバック作り」「査定体験」「店舗体験」の3つのプログラムから学校の事情に合ったものを、好きな時数で実践できる。

「マイバックを作ろう」は小学校3年生から参加可能。ゴミ処理、資源、環境問題に関連する「理科」「社会」などでの単元での実践にもお勧めだという。3Rについての理解を深めた後、「モノ」の寿命を伸ばそう!をテーマに、家にある着なくなったTシャツを持ち寄り、一人一つずつ、Tシャツをリメイクしてマイバック(エコバック)を作る。針と糸を使わず、裁ちばさみだけあれば、小学校3年生でも1時間の授業で完成する。

「本の価値って、どのくらい?」は小学校5年生から参加可能。子どもたち自身が「家にある読まなくなった本を買い取って値段を付けるとしたら?」について考え、自力で査定した金額をブックオフのスタッフにオンライン上でプレゼンする。その後、ブックオフスタッフが「正しい査定段階」と「査定方法」「本の扱い方」について、プロの技を伝授する。ブックオフではなぜ「値段がつけられない本」も無料で引き取るのかに疑問を持ち、その引き取られた本が100%リサイクルされていることを知って、ブックオフが「循環型社会への過渡期」を支えていることを経験的に学んでいく。

「学校にブックオフをつくろう!」は小学校5年生から参加可能。査定方法を学んだあとは、学校でブックオフを開店。「仕入れ」「広報」「営業」「経理」など、お店を開店するためにはどんな仕事が必要かを子どもたちがグループごとに企画し、オリジナルの「ブックオフの店舗」を学校にて展開する。子どもたちは体験を通し、クラスメイトと楽しみながら、本をリユースすることを覚えていく。

同プロジェクトは、オンライン授業で活動をフォローアップ。職業体験も経験できるキャリア教育でもある。GIGAスクール構想時代に適した教材データ、指導案、ワークシート、「学校ブックオフ」の時に使用する仮想通貨「ブッカ」、店舗のぼり制作用のロゴデータ、オリジナルTシャツなど、教材データ、ツール一式を提供する。また、本が足りない場合は、ブックオフより寄贈することも可能。

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日本文化教育推進機構

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