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2022年10月27日

AIくずし字認識アプリ「みを」、2022年度グッドデザイン賞を受賞

情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ共同利用センター(ROIS-DS CODH)は26日、同センターが2021年8月に公開した、AIくずし字認識アプリ「みを」(miwo)が、2022年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。

スマホ・タブレットアプリ「みを」は、約100万文字の「くずし字データセット」を学習した、最新のAIくずし字認識技術を用いたアプリ。

昔のくずし字資料をいつでもどこでも読んで学べるよう、カメラで資料を撮影しボタンを押せば、AIが数秒でくずし字を現代日本語の文字に変換。

AIによるくずし字認識技術の進展を反映し、誰もがその技術の恩恵を受けられるように直感的に利用できるアプリとして公開したことが、今回、グッドデザイン賞として高く評価された。受賞日は10月7日。

「みを」は、Android版およびiOS版の両方がアプリストアで無料ダウンロードできる。アプリのダウンロード数はすでに約10万件、AIが認識した画像数も100万件に迫る勢いで増えている。

「みを」は、くずし字を読めない人が古文書などの内容を知るために使うだけでなく、くずし字に習熟した専門家も現地での下読み(迅速な内容確認)に活用。

また、教育機関の日本古典文学のためのくずし字学習、図書館・博物館・美術館などにおける資料内容の把握、市民による古文書の読み解きと地域の歴史の再発見などの目的に、同アプリの利活用事例は拡大している。

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「みを」

グッドデザイン賞

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