2022年12月19日
札幌市教委とセガ、「市立高校のデジタル人材育成に向けた連携協定」を締結
札幌市教育委員会とセガは、「札幌市立高校におけるデジタル人材育成に向けた連携協定」を、12月16日付で締結した。
同協定は、同市立高校で、プログラミング教育などを通じてデジタル時代に必要な資質・能力の育成を図るとともに、eスポーツの活用を通じて新しい時代をけん引するデジタル人材を育成するのが目的。
同協定による取組み第1弾として、市立札幌開成中等教育学校で4年生を対象に、「ぷよぷよ」のソースコードを使って学ぶ教材「ぷよぷよプログラミング」を用いたプログラミング特別授業を、12月16日に実施した。
講師は、「ぷよぷよ」シリーズのジャパン・eスポーツ・プロライセンス保有選手である「ぴぽにあ選手」が務めた。
今後も、「ぷよぷよプログラミング」を活用したプロ選手が講師を務める特別授業や学習指導要領に対応した副教材を用いた授業、市立旭丘高校数理データサイエンス科でのeスポーツを題材にしたスタッツ分析・研究での協力、また、eスポーツ部の支援として、プロ選手によるコーチングの実施を予定している。
セガは昨年12月、同市に国内2拠点目となる自社のソフトウェア開発とデバック業務を担う「セガ札幌スタジオ」を設立。
また今年10月には、札幌のIT人材、ゲームクリエーターの育成とエンタメ業界の盛上げを目的に、札幌を拠点とするゲーム関連企業7社との協力で、複合イベント「Sapporo Game Camp」を開催した。同社が自治体の教育委員会と連携協定を締結するのは、今回が初めて。
【連携協定の概要】
連携・協力事項:
①プログラミング教育やデータサイエンスなどのデジタルスキル教育
②eスポーツ部の活動支援
③eスポーツの教育活用に向けた支援
④その他、前条に掲げる目的達成のために必要と認められること
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













