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2022年12月26日
ヤマハ、インドでの器楽教育導入事業が文科省「EDU-Portニッポン」応援プロジェクトに採択
ヤマハが事業展開を予定している、インド共和国での「初等教育への日本型器楽教育導入事業」が、文部科学省「2022年度第2回EDU-Portニッポン応援プロジェクト」の1つに選ばれた。
「EDU-Portニッポン」は、関係府省や国際協力機構(JICA)、日本貿易振興機構(JETRO)、地方公共団体、教育機関、民間企業、NPOなどが協力して、世界から高い関心を集めている日本の教育を官民協働のオールジャパンで海外展開を推進していく事業。
同社は、2016年度と2018年度のベトナムでの事例、2020年度のエジプトでの事例、2022年度第1回のエジプト及びブラジルでの事例に続いて、今回が5回目の事業採択。
今回の選定を受け、同事業の成果や課題について文科省とも検証・共有しながら日本型教育の海外展開を進めていくほか、デリー州の教育委員会とも連携して、パイロット校との調整支援を得ながら、インド公立小学校で同事業を行う予定。
インドでは、2017年からリコーダー、2022年からキーボードのプログラムを私立小学校の課外活動に導入。今回は、デリー州の公立小学校10 校を対象に、リコーダーを使用した日本型器楽教育を、2023年4月から開始する。
リコーダーの技術的な指導だけでなく、グループワークやディスカッションなどを通じて相互理解の場を授業に取り入れたカリキュラムを提供。また、全人的な教育の指導法に注目した音楽科教員研修も行い、音楽教育の質の向上を目指す。
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