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2020年8月3日
Libry、経産省「未来の教室」海外展開実証事業に採択
Libry(リブリー)は7月31日、経済産業省がJETRO(日本貿易振興機構)に委託している「未来の教室」海外展開支援等事業の実証事業に採択されたと発表した。
今回、同社は、啓林館とe-Educationとのコンソーシアムで同事業に採択。フィリピンで試験導入されている啓林館の英語版の数学教材をデジタル化し、10月からフィリピン・ミンダナオ島カガヤンデオロ市のパイロット校にデジタル教科書「リブリー」を提供。学校に通えなくても子どもたちが学び続けられる仕組みを作る。
「未来の教室」実証事業では、学習の個別最適化・文理融合(STEAM)・社会課題解決を主なテーマに、EdTechを活用し、効率的な知識習得と創造的な課題発見・解決能力育成を両立した新たな学習プログラムの開発・実証を進めている。
フィリピンの教育は現在、学校の紙面学習教材の不足、教員の業務過多、理数教育を中心とした生徒の低学力、という課題を抱えている。
そこで同事業では、問題集「リブリー」を導入することで、啓林館の教材制作ノウハウと系統性のある問題データベースを活かし、フィリピンのカリキュラムに順応した教材と、「リブリー」の学習サポート機能(学習履歴の可視化やアダプティブラーニング機能)で、子どもたちの自宅学習の質と効率を向上させていく方針。
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