2023年1月11日
Fora、鹿児島の高校生らと半年間かけ「過疎地域の高校魅力化」の提案を作成へ
Foraは10日、鹿児島県立「古仁屋高校」の生徒と、オンライン参加の全国の大学生や社会人を繋ぎながら、半年間かけて「過疎地域の高校魅力化」をテーマにした提案をまとめていくと発表した。
この取り組みは、Foraが鹿児島県大島郡瀬戸内町と連携して昨年7月にスタートさせた、「高校生による瀬戸内町の課題解決」を目指すオンライン探究スクール「瀬戸内町まちづくり研究所」で実施するもの。
同探究スクールでは、これまでForaが学校教育で培った探究学習支援の知見や、行政などとの事業コーディネートの経験、全国の大学生/大学院生、社会人のネットワークを活かして、半年間のワークショッププログラムを実施。
Foraが掲げてきた「場づくりで主体性を引き出す」をコンセプトに、同町役場や同高校とも連携しながら、放課後の課外活動を通して、同町の課題解決を推進する生徒たちを支援していく。
「瀬戸内町を盛り上げたい!」という生徒を募集して、今年は、「古仁屋高校の生徒を増やしたい!」という生徒の内発的動機を起点に、半年間かけて学校魅力化に関するアイデアを立案し、他者と関わりながら実践を目指す。
毎回の授業では、ZOOMを活用して全国の大学生とオンラインでつなぎ、適宜、大学生の取り組む研究内容やアドバイスに触れる機会を設ける。
また、探究の過程で必要な「課題設定・情報収集・整理分析・まとめ表現」の一連の過程を伝えながら、高校魅力化に向けた課題を生徒自らが設定して、試行錯誤しながら探究を進めていくことを支援する。
島内に大学のない奄美大島の高校生にとっては、大学生と一緒に多くの時間を共にすること自体が貴重な経験となり、大学生の進路選択談なども織り混ぜながら、自分なりの目的意識や動機をもって行動をしていくキャリア教育の側面も合わせて行う。
2月には、同町住人らにも、これまでの取り組みを紹介し、今後の活動などを発表する予定。
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