2023年1月19日
24年卒学生の志望業界1位「インターネットサービス」 =ディスコ調べ=
ディスコは17日、就職意識および就職活動の準備状況などを調査した結果を発表した。同調査は2024年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に行われ、就活解禁を2カ月後に控えた1月1日時点での状況について回答を得た。
調査から、志望する業界の1位は「インターネットサービス」、2位「情報処理・ソフトウエア」となりIT人気が続いていることが伺えた。就職先企業を選ぶ際に重視する点は、文系・理系とも1位は「給与・待遇が良い」、2位「将来性がある」。仕事を通して成長できることが「企業選びに影響する」と答えたのは9割を超え、成長できる条件は「よき手本となる上司や、よきライバルとなる同僚がいる企業」が最も多かった。
就職活動に関する情報の入手先としては、過半数がLINEの企業採用アカウントに登録(54.8%)しており、就活でのSNS利用の広がりが確認できた。インターンシップ等の参加状況と参加後のアプローチとしては、参加経験がある学生は9割超(92.1%)。「今後も参加したい」が約8割(78.1%)となった。
1月1日時点の本選考受験状況と内定状況は、「本選考を受けた」51.1%。前年同期(49.2%)よりさらに上昇し、半数超に。「内定を得た」は14.9%。前年同期(13.5%)より1.4ポイント上昇した。
就職活動解禁までの準備の進め方や方針は、「早期選考を受けたい」が63.0%、次いで「志望業界・志望企業への理解を深めたい」51.1%だった。志望企業と本選考の前に、対面での接点が必要と考える学生は8割を超えている(83.1%)。
調査は、1月1日~6日にインターネット調査法で行われた。調査対象は2024年3月に卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)。回答者数は1,028人(文系男子288人、文系女子327人、理系男子279人、理系女子134人)。
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