2023年3月6日
LIA、全国の高専生向けプロジェクト「KIC事業」参加校の募集を開始
ローカルイノベーション協会(LIA)は、未来技術を支える人財の育成・輩出を目的とした、全国の高専生向けプロジェクト「Kosen Incubate Committee」(高専インキュベート委員会事業:KIC事業)の2023年度プログラムの参加校の募集を、3月下旬から開始する。
「KIC事業」は、高専教育で培った専門分野の知識や技術を活かして、地域や身の回りの課題解決につながる事業の構想と、この活動を通じて起業家や経営人財として重要であるアントレプレナーシップを養うことを目的にしたプロジェクトで、2022年からスタート。
初年度となる昨年は、全国から8校11チームが参加。参加学生は、アントレプレナーシップを醸成して、プログラム終了後も自発的に学生起業家の登竜門「キャンパスベンチャーグランプリ」への応募や事業化に向けた検討を継続するなどの成果をあげている。
また、広島県カーボンリサイクル関連技術研究開発支援事業の採択獲得や、新サービスとしてのリリースが決定するなど、具体的な新規事業の立ち上げにもつながっている。
2023年度のカリキュラムは、事業創造のために必要な思考回路を学ぶワークショップ形式の「前期プログラム」と、同プロジェクトに協力・賛同している企業や自治体とともに前期で学生自身が自発的に取り組みたいと思う事業アイデアを実際の社会で実証・検証する「後期プログラム」で構成。参加を希望する高専学校の募集を、3月下旬から開始する。
【KIC事業概要】
■前期日程(ワークショッププリグラム)
3月下旬:参加校エントリー
4月中旬:学生エントリー
4~8月上旬:起業家育成プログラム受講
8月中旬:事業アイデア提出/後期履修者の選定
■後期日程(実証プログラム:PoC)
8~9月:事業案・実証計画案策定
10~12月:プロトタイプ制作
2024年1~2月:実証トライ
2月下旬:審査会(デモデイ)
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