2023年3月16日
日米教育委員会、日本人対象「フルブライト奨学生」の募集を開始
日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)は15日、日本人を対象とした「2024年度フルブライト奨学生」の募集を開始した。
同奨学金は、奨学生にそれぞれの専門分野の研究を進めるための財政的援助を行うとともに、何らかの形で日米の相互理解に貢献できるリーダーを育成するのが目的。
「フルブライター」と呼ばれる同窓生の多くが、教育、行政、法曹、ビジネス、マスコミなど様々な分野で活躍。また、奨学生は各自の勉強・研究を行うだけでなく、留学先や地域社会・文化などの様々な活動に積極的に参加することで、両国に対する一層の知見を広める事が期待されている。
応募方法はオンラインだけで、応募期間は 3月15日12:00~5月15日 23:59まで。今回募集する奨学金プログラムは4種類あり、プログラム毎に応募資格要件や給付内容などが異なる。
対象となる学術分野は、米国研究、インド太平洋地域における日米関係、現代社会の諸問題、グローバル社会の課題、および教育。自然・応用科学分野に関連する研究計画の場合は、人文・社会科学分野を主眼とした学際的研究で、かつ政策、社会、または倫理に関わるもののみ応募対象になる。
【奨学金プログラムの種類】
①「大学院留学プログラム」
フルブライト交流事業の目的を十分理解し、人格面および学業面で優れた者に米国大学院での研究の機会を与える。米国の大学院博士課程・修士課程に正規の学生として在籍し、学位取得のための科目履修を行う。
②「大学院博士論文研究プログラム」
日本の大学に博士論文を提出することを目的として、優れた研究者を対象に、米国高等教育機関あるいは研究所などで研究指導を受ける、または米国での現地調査などの機会を提供。大学院レベルのゼミを聴講することはできるが、単位取得のための科目履修は出来ない
③「研究員プログラム」
同委員会の定める学術分野、特にその中の5つの研究領域で、各自のテーマの専門知識を発展させ、また深めるために、米国高等教育機関あるいは研究所などで米国人教授・研究者の協力のもとで研究を行う。学位取得を目的とすることはできない。大学院レベルのゼミを聴講することもできるが単位取得のための科目履修はできない
④「ジャーナリストプログラム」
同委員会の定める学術分野、特にその中の5つの研究領域で、各自の専門知識を深めるために、米国高等教育機関あるいは研究所などで学位取得を目的としない研究を行う。ジャーナリストとしての技術面の研修を目的とすることは不可。帰国後米国の経験に関した記事を新聞や雑誌などに寄稿するよう望まれる
関連URL
最新ニュース
- DSという仕事に「将来性を感じている」割合は82% =データサイエンティスト協会調べ=(2023年3月23日)
- 高卒社会人、83.5%が「仕事にやりがい」、48%が「コミュニケーションスキルが成長」と回答=ジンジブ調べ=(2023年3月23日)
- 保護者の考える乳幼児教育で重要なこと「興味を持ったことにチャレンジ」=城南進学研究社調べ=(2023年3月23日)
- otta、新潟市・東北電力フロンティアと「見守り事業の社会実証に関する連携協定書」締結(2023年3月23日)
- 母子モ、「母子モ 子育てDX」の小児予防接種サービスが沖縄市で導入(2023年3月23日)
- オンライン講習会「ICT支援員Web講習会ブロンズコース(2023年春期)」4月開催(2023年3月23日)
- 札幌学院大学、動画配信コンテンツ「学びのるつぼ〜人間を科学する」で12本公開中(2023年3月23日)
- pitpa、千葉工業大学の「学位証明書」NFTで発行を支援(2023年3月23日)
- 小1の壁を乗り越える「一般社団法人民間学童保育協会」設立(2023年3月23日)
- Pythonオンライン学習サービスPyQ、個人向けプランでAmazon Pay決済に対応(2023年3月23日)