2023年3月24日
サイバーフェリックス、EdTech導入補助金2022導入校での導入効果を公開
サイバーフェリックスは22日、2022年6月からオンライン学習教材「DQ World」を実証導入した学校における効果報告レポートを公開した。
実証導入は、経済産業省の令和3年度補正 学びと社会の連携促進事業費補助金(EdTech導入補助金2022)の支援を受け、全国8教育委員会、小学校49校・中学校17校の、小学3年生~中学3年生の1万3665名がDQ Worldに取り組んだ。
DQ Worldは、現代の子どもたちに必要とされている「デジタル・シティズンシップ」のオンライン教材で、アニメーションやクイズ、キャラクターとの擬似チャットを通じて学ぶ。
児童生徒が学習を修了するとスコアに基づく2種類のレポートが発行され、習熟度を可視化する。自立学習型ゲーミフィケーション教材「DQ World」と2種類のレポートに加え、学校向けのDQスクールパッケージには、授業での学びを支える「指導書」「ワークブック」が内包されている。
効果報告レポートでは、DQ Worldを導入した学校の児童生徒と教員を対象として実施した事前アンケートと事後アンケートを基に効果を分析した。
児童生徒の学習に関しては、インターネット上でのトラブルに直面する児童生徒の数が学習開始前は、回答者全体の4割以上いたが、学習2割以下まで減少。
教員が抱える課題点に関しては、事前アンケートで教員の98.5%が、情報モラル教育やデジタル・シティズンシップ教育に取り組み際の、学習時間と授業の準備時間の確保の難しさや授業の専門性に対する不安を回答していたが、事後アンケートでは、87.7%の教員がこれら課題を解消できたとした。
同社では、2023年度実証実験プログラムの申込みを受け付けている。
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