2023年3月27日
学習プラットフォーム「Monoxer」、墨田区立桜堤中学校で平均得点率が上昇
モノグサは24日、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」が墨田区立桜堤中学校の生徒470名を対象とした実証事業で活用され、主要5教科の基礎事項テストの平均得点率が44%から70%へ上昇したと明らかにした。
同校では、Monoxerを活用して義務教育課程における個人間の学力格差の解消を目指している。Monoxerを通して、個別の学習遅れの要因に合わせた基礎定着学習を提供することで、生徒が主体的・対話的な授業に参加する前提を揃え、学校における指導要領の実践のための土台作りの実現を目指している。
昨年11月と12月に行われたMonoxer活用の実証では、事前テストと事後テストを比較すると、全学年、全科目において平均得点率が上昇する結果となった。特に1年生の国語(漢字)では49%上昇と顕著な変化が見られた。また、全学年の理科、3年生の社会、3年生の英語(英単語)、2年生の国語(漢字)では、いずれも80%の得点率を超えていたという。そうした成果を受けて今年4月から本格導入を開始する。
また同校では、不登校の未然防止や早期対応を目的とした「スモール・ステップ・ルーム(SSR)」においても、学習を通した登校支援の施策としてMonoxerが活用されている。
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